公民館講座「ジオパークを歩こう」第1回

2014-07-04 10:02:37 | 日記帳
平成26年度岩間公民館講座として開講されている
「ジオパークを歩こう」に参加

この講座は、年間3回とちょっと少なめの開講
希望者が多かったため、抽選で30名が受講
希望者は、100名程あったとか

7/3は第1回目は、「5億年前の地質を知ろう」とのサブタイトル
での現地視察
笠間市のバスで、講師の方からサンプル石を回覧しての
事前レクチャーあり
その後、常陸太田市の町屋地区の町屋林道に徒歩入りし町屋石を

この地区は、町屋石と呼ばれる「透閃石橄欖岩(とうせんせきかんらんがん)」
が産出されるとのこと(「斑石(まだらいし)とも呼ばれる)
講師の方から林道わきにころがっている石を手にとっての説明あり
この地域の地層は、2億5千年ほど前とか

その後、日立市の御岩神社へ
ここでは時間がなく神社境内のみを観察

この地域は、もともと海底に堆積されてできた
堆積岩で、その後マグマによる影響によりできた
変成岩で、5億年ほど前の地層とか

そのあと、赤沢銅山の跡地にできた日鉱記念館へ(入館料無料)
この記念館では、ビデオによる説明、館内展示物を視察
そして、各種岩石のサンプルがある鉱山資料室へ

ここでは、事前に講師の方から各自に各種サンプル石が1個配布
されていた石が何であるかを自己判断
小生の石は、日立地区でよく産出される「斜方片岩(しゃほうかくせんせきへんがん)」
と自己判断する

その後は、常陸太田市の「玉簾の滝」で玉簾層の角閃石麻岩
や角閃石を観察した

今回の受講で、茨城県に日本でも珍しいこんなに古い地層
があることを認識することが出来た

次回は、9月の城里町「高取鉱山」


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