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テーマの人生。

日本の世界遺産。

2006-08-04 15:07:06 | scene
日本には昨年7月、世界遺産に登録された「知床」をはじめ、現在13の世界遺産が存在する。

3箇所の自然遺産と10箇所の文化遺産。

■知床(北海道) 自然遺産 / 2005年7月
■白神山地(青森県、秋田県) 自然遺産 / 1993年12月
■日光の社寺(栃木県) 文化遺産 / 1999年2月
■白川郷・五箇山の合掌造集落(岐阜県・富山県) 文化遺産 / 1995年12月
■古都京都の文化財(京都府・滋賀県) 文化遺産 / 1994年12月
■紀伊山地の霊場と参詣(和歌山県・三重県・奈良県) 文化遺産 / 2004年7月
■法隆寺地域の仏教建造物(奈良県) 文化遺産 / 1993年12月
■古都奈良の文化財(奈良県) 文化遺産 / 1998年12月
■姫路城(兵庫県) 文化遺産 / 1993年12月
■厳島神社(広島県) 文化遺産 / 1996年12月
■原爆ドーム(広島県) 文化遺産 / 1996年12月
■屋久島(鹿児島県) 自然遺産 / 1993年12月
■琉球王国のグスク及び関連遺産郡(沖縄県) 文化遺産 / 2000年12月

登録年月はなぜか12月が多いや。
日本の世界遺産を回る旅をしてみましょう。

世界遺産には「自然遺産」と「文化遺産」があって、それぞれ世界遺産登録基準を少なくとも1つは満たしていると判断される必要がある。

■自然遺産
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(i) 地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには、生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、あるいは、重要な地形的、または、自然地理的特性などが含まれる。
(ii) 陸上、淡水、沿岸、および、海洋生態系と動植物群集の進化と発達において、進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
(iii) もっともすばらしい自然現象、または、ひときわすぐれた自然美をもつ地域、および、美的な重要性を含むもの。
(iv) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには、科学上、または、保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種が存在するものを含む。

■文化遺産
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(i) 人類の創造的天才の傑作を表現するもの。
(ii) ある期間を通じて、または、ある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、町並み計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(iii) 現存する、または、消滅した文化的伝統、または、文明の、唯一の、または少なくとも稀な証拠となるもの。
(iv) 人類の歴史上重要な時代を例証する、ある形式の建造物、建築物群、技術の集積、または景観の顕著な例。
(v) 特に、回復困難な変化の影響下で損傷されやすい状況にある場合における、ある文化(または、複数の文化)を代表する伝統的集落、または、土地利用の顕著な例。
(vi) 顕著な普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰、または、芸術的、文学的作品と、直接に、または、明白に関連するもの。

人類が共有すべき普遍的な価値をもつものを指す世界遺産。
自分の街にもあったらいいな。