思いやりと下心。

テーマの人生。

ローレライ~文庫。

2005-03-23 21:23:23 | shuheying
噂に聞くと、映画がまったくもって駄作ということなので、文庫本4巻を読んでいる。

戦争という題材をもとに様々な局面での人間心理なども描かれていて、結構感じ入る作品だと思う。
潜水艦というロマンを感じさせるものよりも、それをもとにした人間というものの存在価値が大きく心に入ってくる。

人は死を身近に感じながら生きていくと、通常では感じられない感覚や、発揮できない能力が目覚める。
今の世の中、何か違和感を感じる時は、そんな思いを心に刻んでみてもいいのかもしれない。