雨がシトシト降る夜の歩道
アスファルトが街路灯で輝き、
木陰が反射する。
通る車も少ない。
寂しい道。
お土産として頂き、
仏壇に上げていた沼の家の“元祖大沼だんご”
消費期限が切れていた。
慌てて食べたが、とても美味しい団子だった。
創業明治38年と言うから、113年の歴史あるだんご。...
箱の包み紙が、実に歴史を感じる風情があるではないか…。
花のみか 紅葉もこのだんご哉…包み紙に書いてあった
暑い、暑い…と言っていた日が続き、
ふっ!―と並木に目をやると、
ナナカマドの木が紅葉していた。
秋を強く感じさせる木の葉の色付き。
あぁ~、今年季節が巡る。
時の流れは冷酷に進んでいる。
北海道の夏は短く、儚い。