仲良くごろ寝…65年前の修学旅行 2025-06-02 08:28:20 | エッセイ・記憶の彼方に… 同窓会・クラス会というのは実に心が若返り青春時代が甦る思い出話が飛び交い笑顔と笑いが絶えないひととき傘寿の同窓会年齢を忘れ童心に帰り大いに盛り上がったこの写真は65年前修学旅行の旅館での仮眠や列車のワンカットみんな仲良くごろ寝ほほえましい
泣いた赤鬼…70年前の思い出 2025-04-12 20:56:39 | エッセイ・記憶の彼方に… 私は、新聞を読むのが楽しみな、昭和の爺さんです。大きな紙面を両腕で開き、1頁、1頁開きながら読む。それが楽しみなのです。今朝、毎日新聞の「今週の本棚」に、昔が甦る記事が載っていた。懐かしい一冊歌人で小説家の竹中優子さんが選んだ「泣いた赤鬼」70年前の昭和30年、5年生だった私は、学芸会(現在は学習発表会)で、この泣いた赤鬼を演じたのだ。その時の写真がこれ。改めて今朝の記事を読み、内容の深さを再認識したが。子供の頃の思い出の出来事だった。
和風が好きだ… 2025-02-10 15:04:59 | エッセイ・記憶の彼方に… 年を取ったせいか伝統的な和風に心惹かれる自然と調和している緑も大切にしかも有効に利用している心が落ち着くこの庭を訪れたときもそうだった木造の家屋石畳垣根植えられた木々全てが芸術的だと思う江戸 明治 大正昭和の半ばまでこんな和風の庭は普通に見られた
趣のある古い鍵… 2025-01-07 08:43:46 | エッセイ・記憶の彼方に… 高野山の宿坊の部屋の窓に、趣のある古い鍵を発見した。差し込みネジ巻きで締めるタイプ。現代ではなかなか見られないレトロな鍵だ。だが、それが実におしゃれに思え、愛らしく感じるから不思議。昔はこうした手で締めるカギだった。哀愁を帯びた鍵。平和で安全だった時代の懐かしいものだ。
仏像の魅力…台湾の仏像 2024-08-28 10:11:52 | エッセイ・記憶の彼方に… 私は特に仏像に興味関心があるわけではないもちろん仏像についての知識もないだが奈良、京都の旅を重ね寺院仏閣を訪れ仏像と出会う機会が重なると仏像に心惹かれ見るのが楽しくなる新たな仏像に出会うたびに心落ち着きいろいろな考えや思いが湧き心の中で仏像と会話しているようなそんな思いが深まっていく今回紹介の仏像は台北の故宮博物館で出会った仏像だ日本の仏像と違う魅力を感じた仏像と出会う旅は楽しい
再会…わかさいも創始者 2024-07-12 22:22:45 | エッセイ・記憶の彼方に… 先日洞爺湖温泉に行きわかさいも本舗へ行ったお土産を買うためである店の左手奥に何気なく足を運ぶと創業者の銅像があったわかさいも本舗の創始者若狭函寿氏小学生のころ洞爺湖温泉に住んでいたがこのベレー帽を被ったおじいさんいつもニコニコとして温泉街を歩いていた当時わかさいも本舗は現在のTOYA乃の風リゾートの向いにあった何とも懐かしい思い出が甦ったそこには創始者を紹介するコーナーがあったが何故かとても懐かしい人に会ったような気がした“わかさいも”は大好きなお菓子だ
昭和の玄関 2024-07-11 11:50:47 | エッセイ・記憶の彼方に… 時が流れた昭和が終わり36年が過ぎ今やレトロな昭和時代昭和の履物は下駄の時代ふと!思い立ち昭和の玄関を再現ちょっとおしゃれな下駄達ではあるが下駄を勢ぞろいさせた若い世代は珍しいでしょうが下駄ばかりの玄関家族も多くこんな感じでした
117歳の誕生日祝いをしよう! 2024-02-26 13:49:29 | エッセイ・記憶の彼方に… 今日は2月26日2・26事件の日である今から88年前の1936年2月26日陸軍の青年将校らが起こしたクーデター反乱軍として鎮圧されたが高橋是清大蔵大臣らが殺害されているその2月26日実は亡くなった父の誕生日でもある明治40年(1907)生まれの父は生きていたら117歳ふっ!と父のことを思い起こした父は学校の校長厳格にして優しい父だった明治、大正、昭和と生き平成元年に82歳で亡くなった私もその年に近くなってきている今日はその父に思いを馳せ心の中で117歳の誕生日のお祝いをしよう
懐かしいブドウ 2023-11-28 10:43:16 | エッセイ・記憶の彼方に… ドライブの途中、子供のころ育った近くの、道の駅に寄った。そこで「ふっ!」とブドウが目に入った。思わず「懐かしい…」色と良い、形と良い、大きさと良い、これは間違いなく子供のころ庭に植わっていた、あのブドウに間違いない。そう思うや否や手に取り衝動買いをした。そして家に戻り、さっそく口にした。そうそうこの味。なんと美味いことか…。この酸味、そして種があり、皮から染み出る甘い果汁。品種は分からないが、子供のころ庭から取り食べたブドウ。美味しく頂いた。懐かしい初恋の人に出会いだ喜びだった。昔のブドウ、ありがとう。
K先生の死 2023-10-21 08:37:38 | エッセイ・記憶の彼方に… 新聞の死亡欄でK先生が亡くなったことを知った。96歳だった。K先生の死を知り、小学校3,4年生のころの記憶が、鮮明に甦った。K先生は痩せてほっそりした体形で、芥川龍之介に似た風貌だった。夏の夕方だったろうか、近所の子供たちが集まり、K先生のお話を聞いた。K先生は低音の声で、実に上手に怪談話をしてくれた。内容は覚えてはいないが、口笛で強い風の擬音を表現してくれた。とてもリアリティのある擬音で、聞き入り、怖いかったことを鮮明に覚えている。K先生の記憶はそれだけである。もう70年位昔の話だ。K先生ありがとう。そしてご冥福をお祈りします。合掌