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病院の転院とセカンドオピニオン

2011-09-04 01:34:06 | 天音ちゃんから学ぶ事
娘を産んでから、いくつもの病院に通院してきました。

妊娠した時、品川区に近い大田区に住んでいまして、
何度か流産をした事があり、年齢も30才と言う事だったので、
自宅近所の産婦人科から
品川区旗の台にあります、『昭和大学病院』を紹介されました。
昭和大学病院では、
ハイリスク出産の外来と、NICUがあったからです。

NICUとは、
低体重児や先天性のハイリスク疾患がある新生児に対応するための設備と医療スタッフを備えた集中治療室の略称。
新生児集中治療室。新生児集中治療管理室。(Yahoo辞書から)

まさかそこにお世話になるとは、
健康優良妊婦で、妊娠時なんの問題もなかった時には考えもしませんでしたが、
お腹の中で赤ちゃんの心拍が止まったとわかって緊急帝王切開になり、
手術が終わって意識が戻った時には
「あって良かったNICU!」と思いました(笑)

2318g
小さいわけでもなく、出産予定日3日前ってだけでしたから
な~んの心配もしていなかったのですけれど、
いつまでたっても退院できなくて、
検査するたびになんか見つかって・・・
でも、どうすりゃいいかわからない時に、
どう言う流れで診に着てくれたのか詳しく聞いていませんが、
三軒茶屋にありました『国立小児病院』のICUの先生が診てくれて、
その週のうちに国立小児病院のICUに移って検査をして、
状態がハッキリわかって、方針が見えて、
また昭和のNICUに戻って、
そこから家で娘を育てるべく、介護育児?に必要な私のスキル、
心配蘇生から、マーゲン(胃チューブ)の入れ方や、吸引のしかたやら、
モニターの見かたや、離乳食の作り方やら酸素の扱い方とか覚えて。
覚えないと連れて帰れない言われたもんで。

退院してからも昭和の小児科にお世話になっていましたが、
こりゃ、普通に幼稚園は無理そうだよね・・・って
随分早くに悟りましてねぇ。
退院してすぐに来てくれた保健婦さんに相談して、
療育センターが近所にあるからと
『北療育医療センター城南分園』に一緒に行って貰って、
診察を受けて、保育に通えるように手続きして。

昭和のNICUに入院していた時から、哺乳障害があるかもねぇ・・・と
『昭和大学歯科病院』の摂食外来にも診察や検査に行ってましたから、
退院した後も、月に一回は摂食指導を受けに通いました。

ある日奇妙な湿疹が出で、
これがまた原因がわからない湿疹でして、
なんか感染!と騒ぎになりまして、
昭和の小児科から感染病棟のある『都立荏原病院』の感染病棟に入院して
10日くらい感染入院の個室で母子2人きりの入院生活しましたが、
ケロリと直って退院して。

そんなこんなでも、「家で育てます!」と連れて帰ってみたものの
夜間の酸素の入り具合が悪くて、
サチュレーションってモニターを付けて、
体の中に入ってる酸素の量を測るのですけれど、
普通の人が100~98%くらいなんですけど、
娘さんは寝ると、40~80%くらいの事が多くて、
昼間起きている時は、95~100%でまるで問題ないのですけれど、
夜間になるとモニターの警報音を五分おきくらいに鳴るモンですから、
娘が二歳ちょっと前くらいに
私が不眠症(私が寝てる間に娘の息が止まりはしないか?)になっちゃって、
あぁ、こりゃもう限界だな・・・となり・・・。

ちょうど昭和の主治医が転勤との話になり、
この状態だと家族も辛いから・・・気管切開しようかとの話になり・・・
するならば、全体管理で診てくれる病院をホームドクターにするのがこの先良いし、
そう言えば・・・
「国立小児は成育医療センターになって新しい建物になるから、
そうしたら、気管切開とか困った事になったら来るんだよ~」
って言われてたと言う話になり、
転勤する主治医が、
「成育出来るから、成育に行こう!」と
『国立成育医療センター』に紹介状書いてくれて、
成育がフルオープンして2日目に、国立小児でお世話になった先生に直接電話をしたら覚えていてくださって、
事を話すとすぐにICUの入院の予約を取ってくださって・・・

まぁ、気管切開しないで済んだけど、
20日くらいICUに入院したまま検査を色々いてもらい、
遺伝子科とかも受診して、
総合診療部の主治医も決まって、
麻酔科、耳鼻科、循環器科、整形外科、眼科、
リハビリ科(PT)、呼吸器科、歯科、こころの診療部と診察科が決まり、
一通り成育で事が済む状態になりました。

でも、まだ大田区に住んでいて、
救急車搬送になると、まず昭和だったものですから、
昭和に搬送されても、必ず次の日には成育に行かねばならず
当時は車の免許も無かったものですから、
すっごい不便になってしまい・・・
成育まで、バスを乗り継いで1時間半~2時間かかりましたから。


股関節脱臼の骨切回転オペの時に長期入院になりましたので、
その間に免許を取りに行って、近所にアパート見つけて引っ越しました。

成育で一通りの事はすみましたが、
療育は大田区ですし、摂食指導も大田区ですし、
整体なんですけれど、オステオパシーと言うのを巣鴨で受けていましたから、
免許取立ての危ない運転で、あっちこっちの病院に行きました。


で、
今回の側湾です。
成育から紹介状を書いて貰い、『慶応大学病院の側湾外来』を受診。
そして、セカンドオピニオンとして『名古屋名城病院整形外科』。


どの病院へ移る時も、
思いますに、
良い出会いがあって、紹介していただいて動けていたなと。
出会いがなければ、
自分だけではとても繋げられないお医者様に出会えて来たなと。



そうそう、名古屋の名城病院のセカンドオピニオンですが、
慶応で先生にお願いした時、
「セカンドオピニオンで他の先生の話も聞いてみたい」と私は伝えましたが、
実際のところ、セカンドオピニオンとしてお話してもらったのか?

セカンドオピニオンとは
よりよい決定をするために、もう一人の人から聴取する意見。
医療の分野では、一人の医師の意見だけで決めてしまわずに、
別の医師の意見も聞いて患者が治療法などを決めることを指す。(Yahoo辞書から)

保険対応していないので実費なのですょ。

なので、けっこう高額だろうと覚悟して受診したのですけれど
支払いは2,100円でありました。
初心外来代での請求でした。

慶応から名城病院の先生を指定した紹介状と情報提供書を作ってもらっていましたから、
「診察」としてくれたのだなぁ~と。
予約も、普通に予約取るのと変わりなく、
指定された先生に、電話で三ヶ月前に予約を入れただけです。
良かった良かった。

どこの病院でも、診療を依頼する診療情報提供書があれば、
セカンドオピニオンではなく、診察依頼での受診なんですね。


ちなみにぃ~
慶応大学病院でセカンドオピニオンだと、
30分 21,000円、30分超45分まで31,500円、45分超60分まで 42,000円です。
それに、病理診断料5,250円、画像診断料5,250円、検査診断料5,250円。

国立成育医療研究センターだと、
30分以内10,500円 以後15分超過ごとに5,250円
(相談時間は原則として60分以内です)
画像や検査診断料は慶応と同じ。


病院に頻繁にかかると、医療費ってかなり家計に負担がかかります。
今は、○乳なので(世田谷区は中学までは乳児医療書です)
長期入院してもそんなに負担はありませんが、
年齢が大きくなるにつれて、医療費の負担も出てくるなぁ~と。
診察だけでなく、装具もお高いですしねぇ。


せっかく良い出会いで、良い先生に診て貰える環境ですから、
きちんと診察に通えるよう、
パパにしっかり稼いでもらわねばなりませんね。

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