農ある暮らし☆美味しさサプライズ

昭和初期、青森県南は米のとれない厳しい土地だった。私達、三本木農業高校は当時の食材を栽培し、伝統料理の再現に挑戦した!

日本学生科学賞入選作品「カクタスライト」

2009年02月01日 | 植物科学科
ここでも何度か紹介しましたが、これがカクタスライト。
PCなどディスクワーカーを癒すための超小型インテリア用植物培養装置です。
カクタスとはサボテンの英名。小さなガラス容器の中でサボテンが
育っているのです。しかもこのサボテン、まもなく2年目を迎えます。
こんな密閉空間で健全に生きていけるのは、特殊光合成システムを
備えているサボテンだから。また容器の下からLEDで青色の補助光を照射し、
光合成のサポートをしています。電源はPCのUSBから供給します。
光合成を促進し、なおかつ根を傷めない波長の光を探し出し、
このように長期間鑑賞できるものを開発するのに3年以上もかかりました。
おかげで今は文化祭では人気商品。サボテンの種類も増えました。
文化祭で購入された方のブログを発見!ちょっと覗いてみてください!
http://rardman.blog70.fc2.com/blog-entry-790.html
話は変わりますが先日、青森県の業者さんが開発した青森ヒバの箸が
JALに採用され、なおかつグッドデザイン賞も受賞したという
ニュースがありました。「わいどの木」という社名でHPもあります。
このカクタスライトの台座。実は「わいどの木さん」の協力で
出来たものです。みんなのアイデアやデザイン画を送り、
何度も作り直したものです。生物工学研究室員も一度おじゃまして
実際に製作もさせてもらいました。感謝です。このようにカクタスライトは
サボテン、青く輝く光、そしてヒバの香りで周囲を癒すのです!