塩だけで美味しい！？（トマトソース編）

これは、タカコ・Ｈ・メロディーさんの料理エッセイ本
「やっぱり　イタリア」で紹介されてた料理。

やっぱりイタリア 集英社 このアイテムの詳細を見る

文庫版はこちら↓。

やっぱりイタリア 集英社 このアイテムの詳細を見る

本の全体を通して、
イタリアで出会った料理のシンプルさと、
にもかかわらず「すごく美味しい！」
という驚きが伝わってきます。

その中で、しょこらが何度も作って、やっぱり美味しい。
食べて貰って評判のよいのが、トマトソース。

基本のトマトソースは、ほんとにシンプルで簡単。
数種類の材料を鍋に入れて煮るだけ。
（トマト水煮缶、にんにく、バジリコ、オリーブオイル、塩コショウ）
しかし、しょこらのお気に入りは、たまねぎとベーコンかハムを入れたもの。

まず、みじん切りした玉葱を甘みと透明感が出るまで炒めます。
少し、塩をふって、ちょっと多いかな～と思うぐらいのオリーブオイル
（しょこらの場合は玉葱二個の場合でオオサジ四ぐらいかな。。。）
を入れるのがポイント。
新たまねぎの方が、やっぱり美味しい気がするけど高いので、
しょこらは「新」じゃないほうで作るけど、
じっくり炒めると、ちゃんと甘くなります。

玉葱が炒められたら、ハムかベーコンを適当に切って適当に炒め、
ホールトマトを一缶投入。
「イタリア産のトマトなら何でもよし！」
と書いてあったので、気がねなく安いものをチョイス。

後は、適当に煮詰まるのを待って、最後塩で味を整えて完成！

オリジナルは鷹のつめを入れたり、塩だけでなくコショウも入れるけど、
塩だけで十分美味しい。
味のポイントは
「美味しい塩を使うこと」
「美味しいオリーブオイルを使うこと」
「玉葱をじっくり炒めること」
だと思います。

濃い味が好きな人のために、
テーブルに塩、胡椒、唐辛子、オールスパイス、チーズなど用意して、
適当にかけて食べてもらうのもよいですね。
こうたんは、チーズが入ってるのが好きなので、
火を止める直前に、ごろごろと切ったモッツァレラチーズを入れることも。

あと余談ですが、先日、
「あ。塩入れすぎた！」
ということがありましたが、いざ出してみると、
「ん？美味しいやん。」
と、初めて夫が自発的に褒めてくれました。f^_^;
パスタソースとしていただく時は、
「やはりそのままで食べる時よりも、塩分強めがよいのだな」
と改めて実感した出来事でした。