人は資源なり。

「人は資源なのだ」
と言ったのは、「マネジメントの発明者」と呼ばれる
ピーター・F・ドラッカー。


ドラッカーの本を初めて読んだのは大学生の時。
「非営利企業の経営」
「イノベーションと企業家精神」


「人は資源」


どんな人でも、得意分野があり、
やる気にさえなってもらえれば、
自分の目的を達するために、
自分の苦手分野を補ってもらったり、
時間を節約するために、
力を貸してもらうことができる。


私は、結構、この考え方が好きだ。



「いやいやいや。
　アタシ、あなたのやりたいことを実現するために
　存在してるんじゃないんだよ。
　勝手に、資源扱いとか、冗談じゃない。」



と思われるかもだけど、
真意はそうじゃない。



何も、やりたくないことを無理やりしてもらうわけじゃない。
十人十色。
十人集まったら、十人違う色を出し、異なる旋律を奏でるのが人間。



あなたの好きなこと、得意なことを、やりたいこと。
私の好きなこと、得意なこと、やりたいこと。
重なりあって、二人、三人で協力しあえたら、
一人で頑張ってるより、１０倍２０倍の力で、速さで
目標に達することができるんじゃないかな？




私と考え方とか、行動方針とか、全然違うアノ人。
でも、あの人は、私がどんなに頑張ってもできないことを
することができる。
感謝☆

それから、こちらのあの人。
もっと、頑張ってイロイロ動いてくれたらいいのに。
あの人は、頑張るのが苦手。
でも、他の人が出られない場面で、動いてくれたりすることもある。
感謝☆




誰かに不満を感じるのは簡単だけど、
「あの人は、どんなことだったら、得意なのかな？
　負担なく力を貸してもらえるかな？」





みんなが、みんな、そういう風に考えられたら、
世の中はもっと生きやすくなる気がする。




苦手なことを、出来ないことを、
みんながやってるから！
不公平にならないよう平等に分担しましょう、
と、無理やり頑張る社会よりも、
お互いに、得意なこと、負担なくできることで助け合って、
力を借りあって生きて行く社会の方が、
きっと、みんな優しくなれる。




人は資源。
さあ、あの人はどんなことが得意な人なのかな？
よく、見て、聞いて、観察しよう♪
私のために。
あなたのために。



それでは、また。
今日も読んでくださって、ありがとう。
明日があなたにとって、実り多き一日となりますように。。。
Have a nice day!