しょこら の ぷち自然派生活

外食多し 甘いもの大好き! だけど ちょっと健康のことも気になる。そんなしょこらの ぷち自然派生活 を紹介します。

お遍路の旅に出たい。。。

2008-03-22 10:24:55 | 

高知県出身の しょこら。

お遍路道が近くになったこともあり、昔ながらのお遍路用の道しるべなどの

存在には気づいていました

 

とはいうものの、歩き遍路の場合、高知県では2,3日歩いて、

ようやく次の札所にたどり着くこともよくあるそうで

歩きのお遍路さんも、しょこらの実家近辺では、車やバスを利用しているのか、

めったにリアルお遍路さんに出会うことはありませんでした

(といっても、遍路道沿いに住んでたわけではないので、

 実際には、かなりいたのかも。。。)

 

めったに。。。

正確にいうと、お遍路さんに出会ったのは1度だけ。

小学校からの帰宅途中に、そのオジサンとは出会いました。

お遍路を既にかなり周った人だけが持つという、

金色の納め札を持っていて、それをその場にいた子ども達に一枚ずつ

わけてくれました

 

当時から、お遍路さんについては、知識としては知っていたものの、

実際に四国を歩いて、しかも何週もしたなんて、すごいな~と思ったことを

覚えています。

そして、その金色のお札を持ってるおじさんが、急にすごく見えてきたことも

 

大学に合格し、大阪に出てからは、

「四国一周した!」

とか、

「高知県を自転車でまわった」

「橋の下で野宿してん」

という嬉しそうに話してくれる人にたくさん出会いましたが、その時は、

「関西の人は高知に対する憧れが強いのかしら?」

などと思ってましたが、もしかしたらお遍路だったのかな。

 

成人してから、お遍路などの巡礼記やドラマをみかけると、

「あ~、私もいつかお遍路してみたいな~。

と漠然と感じていましたが、へなちょこしょこら。

大荷物を抱えて、何日も歩き、山を登り。。。

「とっても、無理だわ~。

 何より、そんなに休めないし、こうたんのこともあるし。。。

と思っていたのです。

 

と、いいつつ、憧れの気持ちが何となく大きくなっているところに、

たまたまお昼を食べに入ったお店Hamp(ハンプ)で、店内読書用に置かれていた、

↓この本に出会いました。

私のお遍路日記―歩いて回る四国88カ所
浦谷 さおり,佐藤 光代
西日本出版社

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フリーの女性ディレクターが歩き遍路をされたときのことを書かれていて、

毎日どんな感じで歩いたか、どんなお接待をいただいたか、

どんな方と出会って、どんな会話をしたか、など可愛いイラストとともに

軽快な文章で紹介されていて、バーチャルお遍路させてもらえる感じです。

お遍路に必要なグッズや作法の紹介も簡単にされてるし、

「お遍路って、どんな感じ?」

というのを知りたい人にオススメです

この本の中で、バスでお遍路さんをされてる方と出会い、

「それまで、『歩き遍路』以外は遍路じゃない、

 と正直馬鹿にしてたところがあったけど、

 人それぞれ事情があって、歩きはできないこともあるし、

 バスでの移動も腰が痛くなったり、大変なんだ。

 人それぞれの方法でお遍路すればいいんだ。」

と思われる場面が出てきます。

(今手元にないので、正確ではありません。。。)

それを読んで、しょこらも、

「あ、そっか。車でもええやん。

と気がついた次第。

 

歩き遍路なら、50日はかかるだろうし、素泊まりで4000円としても、

宿代だけでも20万円

体力ないしょこらでも、車なら、

荷物は車に置いて、最小限だけの荷物だけ持って参拝できるし、

野宿は怖いから無理だけど、車があれば、鍵して車中泊

ご飯は、お米とお水と圧力鍋、梅干、レトルトカレーで自炊

お風呂は日帰り温泉を利用して

一週間で、回れるかしら~

と夢膨らませてます

一回で無理でも、2回か3回に分けたら、絶対結願できるね

 

そうだ!「歩き遍路」に対して「ドライブ遍路」と名づけよう!!

そうと決まれば、参考書を探さなければ

意気込んで検索したら、

ありました!

四国八十八ヶ所クルマ巡礼 ドライブお遍路
益田武美
KG情報

このアイテムの詳細を見る

なんだ、既にそういう呼び名が付いてるのね

ということは、やっぱり、車で回る人もかなりいるんだろうな。

バスで遍路っていうのは知ってたんだけど。。。

 

15歳で「歩き遍路」された方の本もありました。

15歳の「お遍路」―元不登校児が歩いた四国八十八ヵ所
岡田 光永
廣済堂出版

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すごい!!

お遍路さんの巡礼記を読むと、

お遍路さんにお茶やお菓子でおもてなしするお接待をしてくださる方が

四国では、今もまだかなりおられるようですが、

これはお遍路しているその人に対するお接待という意味だけでなく、

お遍路さんをお大師さまに見立ててのお接待で、

功徳を積む意味合いがあるので、本来断ってはいけないそうです。

が、15歳の岡田くんは「歩き」にこだわりたいということで、

「車に乗せてあげるよ」

というお接待だけはずっと断っていたそうです。

(「自分に都合のよい接待だけ受けるなんて、恥ずかしくないのか

 「車の接待を断るなら、他の接待も全部断れ!

 などの言葉をもらったりもしたそうですが。)

それでも、全行程、歩き通したってすごいことだと思います。

 

ちなみに、お接待をしてもらったら、しょこらが子どもの時にもらったような、

納め札をお渡しするのが作法らしいですが、

しょこらも他の子も、リアルお遍路さんに会ったこと自体初めてで、

「お接待する」という概念自体がなく、楽しくおしゃべりしただけで、

家に招いて何か食べてもらうとか、飲み物を渡すことさえしなかったのに、

納め札もらっちゃったわけで、なんか、悪いことした~と数十年(!!)後に

ぼんやり思ったりしてます~。

 

あのときのお遍路さん、ありがとうね!!

合掌。

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