daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

昨日の将棋より

2009-12-18 08:20:07 | 将棋
飛香落ちを2局。

うまく飛車を切って敵陣を突破した図。しかしここから▲5五桂△7二玉▲6三角と王手で追ったのが悪手。
ここでは平凡に▲3三馬と取れば、次に▲4五角(△5四銀はそこで▲5五桂、△6二玉は▲5一馬)の寄せがあり勝っていたでしょう。王手で追いかけて持駒を使いきるのは悪いパターンです。


▲4三金と銀を取った場面で、△同桂は▲9一竜で寄り。下手楽勝に見えますが、ここから△1四角!▲2五歩△4一歩▲3二金△7五歩と進んでもう大変。
▲2五歩は一見普通の手に見えますが、▲5二銀か▲5三金と攻めるべきでした。左美濃は△5八と~△6九と、とされても詰まないのが特長です。△4一歩で竜が止まっては難しい。平手でも応用の利く粘りでしょう。


▲6六桂と打たれてトン死。気づいていればいくらでも避けられたのですが・・プロでもこういうことがあります(笑)
このほかに平手でもう1局、完敗した将棋がありました。


最近よく思うのですが、将棋が強くなる方法はすごく単純で、それは「バカになる」のひと言に尽きます。バカになるとは何事か、と思われるかもしれませんが、これを一般的な言葉で言うと、夢中になるということです。難しい言葉で言うと「無心」です。

昨日も25局指しました。今週は夢の100局ペースです。
指導将棋も得るものが多く、なかなか面白いです。

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