お久しぶりです。結局、旅の間はブログは更新せずじまいでした。
将棋に関係するところだけ書くと、18日に札幌に入ったあと、まず20日に稚内へ向かいました。この日は寿司屋のマスターと一局だけ。
現会長の名人当時前後と思われる写真など、いろいろ飾ってありました。将棋関係者御用達のお店のようです。
翌日は市内観光のあと、将棋道場にて3時間ほど対局。たしか14局。夜はそのまま、道場の庭でバーベキューでした。
22日の朝早く稚内を出発して、今度は旭川へ。
昼頃到着して指導対局を3時間半ほど。こちらは18局。
この模様は
旭川将棋エトワールというHPの(これを書いている時点では)トップに掲載されています。
翌日に札幌に戻ってもう一泊して、今日のお昼に戻ってきました。
どちらも会費は特に設けずお気持ちを、という形でのチャリティー指導対局でした。お預かりした義援金は明日、公益社団法人日本将棋連盟に届けて、そこから被災地へお届けします。
急な呼びかけにも関わらず、皆様に大変温かく迎えていただき、本当にありがとうございました。特に世話役の方々と、運転していただいたお三方には大変感謝しております。
震災直後の
このツイートには僕も大いに賛同して、自分でそれを出しても良かったのですが、せっかくなのでこうした形で将棋にお金を使ってもらってそれを循環させる、という形にしたいと思いました。
3月の札幌と、5月の宇都宮・日光なども含めるとそれなりの金額が集まり、良かったなと思っています。
将棋以外のことに関して言えば、チャリティーというのはあくまで旅のきっかけの一つで、いっぱい観光もしましたし、おいしいものもいっぱい食べて、大いに楽しみました。
とにかく明るく生きることが、いま何よりも大切なのではないかと思っています。
年内にもう一回ぐらいは、こうした個人的なチャリティーをやろうと考えています。
興味のある世話役の方がおられましたら、前向きに検討しますのでご相談ください。
今回の旅は誰にとってもwin-winであったと僕は思っていますが、もし苦労があったとすれば、一番は地元の世話役の方々です。おかげさまで多くの人たちに集まっていただき、楽しく将棋を指すことができました。
すべての将棋ファンが、そういった方たちに感謝の気持ちを持っていただければ、大変嬉しく思います。
明日からしばらく東京です。頭を切り替えていかないといけませんね。
明日は児童館、王位リーグ最終日の
ツイッター解説、あと千駄ヶ谷の掃除など。