daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

今日こそは

2007-05-31 11:33:33 | 日記・雑談
仕事せねばなりません。とりあえず夕方までは家から出ないで頑張ります。

昨日は雨の中、東京に出てきたという友人に会いに行きました。なんだかんだと外出しています。
家を出る前はopinion書いてました。比較的軽いノリで文章書いて、これで勢いがつけばいいなあ、と思いまして(笑)今月は気楽に読めて、そして比較的身近に感じる内容なのではないかと思います。

帰ってきてからは新法人の設立総会の記事をネットでざっと読みました。ホームページも女性らしく可愛らしいものができてましたね。
これからも力を合わせて頑張りたいと思います。

注目の竜王戦は弟の勝ち。ここを見ている方は特に、ブロガーのファニー君を応援していた方も多いと思いますが、残念でした。
僕は本戦で伊奈ー戸辺戦の勝者と対戦することが決まりました。どっちが来ても渡辺ファミリーとの対戦ですね。

名人戦は相掛かり。実は85飛を予想していたのですが、またもハズレでした。
個人的にはけっこう好きな形なので、この後の進行も興味深いところです。

と、ひとしきり書いたところで仕事に移ります。

読書

2007-05-30 10:38:19 | 日記・雑談
家にいるけどあんまり仕事する気がしない、そんなときは本でも読むに限ります。ここ数日、将棋とそれ以外と織り交ぜつつ、買っただけで読んでない本を消化しています。
将棋世界とかがたまっていくせいもあって、うちの本棚は気がつくといつもひどいことになっています一息ついたら片付けたいのですが・・・

今日は名人戦に加えて、若手棋士大注目の竜王戦6組決勝が行われていますね。

そして、女流棋士新法人の設立総会も行われます。どうなるんでしょうか。


昨日の記事に、棋士を呼びたいがツテがないというお悩みをいただきました。こういった悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
必ずしもお役に立てるとは限らないので、難しい問題です。ただ個人的にお話を聞くことぐらいはできますので、メールアドレスを書いていただくか、将棋連盟気付でお手紙をいただければ、お返事致します。

理想だけ言えば、依頼のある限り行ったほうが良いのですが、棋士の数や時間に限りもあるので、難しいところです。ただできるだけ、ファンの近くに飛び込んでいけるようになるのが、今後の課題とは思います。まだまだ潜在的な需要はとても多いように感じています。


ひるね

2007-05-29 12:25:05 | 日記・雑談
昨日・今日と続けて、将棋会外部の方とお会いする機会に恵まれました(もしかしたら明日も?)。外の空気に触れるのはとても良いことです。
最近読んだ先崎さんのエッセイで「将棋指しは、もっと外に出て行かなくてはならない」というようなことが書かれていて、とても共感を覚えました。僕もなるべく見習っていきたいと思っています。

それはさておき、家にいる時間は仕事しなくてはならないはずなのですが、いまひとつ気分が乗らず進んでいません。来週からは対局も増えてくるので、それまでにメドをつけたいと思っているのですが・・
焦っても仕方ないので、風が吹くまで昼寝かな、で行こうと思います。

週刊将棋

2007-05-28 13:52:57 | 日記・雑談
今週は連載に加えて、全米選手権の記事を書いています。しかも竜王戦の決勝戦もありましたから、たくさん登場してますね今週は必見ですよ。

分量の都合で書けなかったロスでのよもやま話を一つ。英語の話です。
僕は英語が苦手で、大学まで行っておきながら本当に全くできません。だから大会でもきっと言葉で苦労するだろうなと思っていました。
ところがフタをあけてみると日本人がほとんどでした。会場のホテルも日本語が普通に通じたので、今回は苦労は全くありませんでした。

でもせっかくなのでカウフマン・フェルナンデスらと指したときは、なるべく英語で感想戦をするよう努力しました。時には隣で指している人に助けを借りながら、できるだけ自分の言葉で。年が半分ぐらい(推定)の子どもに通訳してもらうのは何とも言えない光景です(笑)

そのとき思ったことですが、将棋の感想戦でよく使う「用語集」のようなものさえあれば、たぶん何とかなりそう、ということです。僕には無理ですが、誰か作ってくれれば、きっと次の国際フォーラムのときにはプロ棋士みんなの「感想戦能力」が上がることでしょう。

言葉の壁は大きいですが、できないなりにうまく乗り越えて、普及に努めたいものです。

昨日紹介した記事はこちらです。ただし、読むには簡単な会員登録が必要なようです。

変わった取材

2007-05-27 08:00:14 | 日記・雑談
先日、ちょっと変わった取材を受けました。それは日経新聞の紙面とウェブの連動企画で、アドレスはこちらです。(トップページです)
明日の朝刊の発売頃にはアップされるとのことです。28日付朝刊の「領空侵犯」というコーナーと合わせてお読みください。
テーマは簡単に言うと「囲碁将棋と教育」という感じになると思います。将棋がこうして普段とは違った角度から取り上げてもらえるのは、とても喜ばしいことです。

囲碁の側では梅沢由香里さんが登場と聞いています。梅沢さんと言えば、大学の講師として囲碁を教えに行くことになったというニュースを以前見かけたので、きっとそんな話が読めるのではないかと期待しています。将棋もいま小学校に教えに行く活動が始まっていますし、今後もどんどん教育現場に入っていければと思います。


話は変わりますが、この記事は良いですね。
こういう教え方もあるんですね・・・ってことも大事なんですが、実は僕がいちばん注目したのは最後のところ。

いまの時代、「教え方」のノウハウもどんどん蓄積できるはずだと思うんですよ。
相手は一人ひとり違った子どもですから、各自が試行錯誤することももちろん大切なのですが。
でも、持っている手段・ノウハウは大いに越したことはありません。
教材だって、いくらでも共有できます。ちょっとしたプリントだって毎回作っていたらけっこう大変です。いろいろと共有することで、質も向上して、労力も削減されるような気がしています。それこそ全国的に、です。

将棋というのは、自分で指すより、教えるほうが何倍も大変だと思います。その方法論がもっと共有されるようになることは、将棋普及に欠かせないことのように思います。

寝坊

2007-05-26 11:25:46 | 日記・雑談
最近わりと朝早かったのですが、ちょっと疲れがたまっていたので今日は久々にたっぷり寝ました。

昨日ある先輩に、先日の一門パーティーの祝辞のときに、僕が主役なのにおしゃべりしていてちゃんと聞いていなかったという指摘を受けました。けっこう厳しめのことも言われたので話の内容は覚えているのですが、たしかにそうだったかもしれません。
いろいろなところを見られているものですね。以後気をつけたいと思います。不愉快に思われた方にはお詫び致します。

今日からまた数日間はデスクワークです。来月は対局も増えてくるので、その前に本の仕事にはひと段落つけたいと思っています。

祝勝会

2007-05-25 10:43:12 | 日記・雑談
昨日は連盟に行って将棋の検討を少々。そのあと夕方から仲の良い棋士仲間で祝杯を上げました少々はしゃぎすぎましたが、まあたまには良いでしょう。

昨日の東西対決はトータル4-4の指しわけだったようですね。注目の竜王戦5組決勝は伊奈さんが優勝。おめでとうございます。

今日はお昼から棋士総会です。東京はあいにくの雨です。

告知

2007-05-24 09:36:18 | 日記・雑談
昨日、囲碁・将棋チャンネルの番組表が届きました。
それによると、講座の放映は毎週火・木・土曜日の午前・午後それぞれ9時38分からのようです。1本10分×26回の講座となっています。
若干ややこしくて僕もよく分からないのですが(笑)、たぶん土曜日の午後6時からその週3本分続けて見られるようなので、これをチェックするのがおすすめです。1本づつ見たい方は、午前か午後どちらかに絞るのが正解のようです。

※6月2日(土)午後=5日(火)午前=第1回、5日(火)午後=7日(木)午前=第2回・・・という構成のようです。9日(土)以降毎週土曜午後6時から、3本づつの放映があるようです。


もうひとつ、19日の記事で後輩に呼ばれた話を書きましたが、それはこちらの打ち合わせに呼ばれて行ったのでした。
僕自身が協力できることはそれほどないのですが、とりあえずメッセージを寄せました。
前にも書きましたが、優れた後輩たちは僕にとって貴重な財産です。彼らの活躍にはいつも期待しています。

またこれは将棋界全体にとっても、非常に良い企画なのではないかと思っています。いままでにない斬新な切り口で、実際にやるのは大変だと思いますが、彼らならきっと成功させてくれることでしょう。
興味のある方がもしまわりにいれば、ぜひ紹介してみてください。

昨日も夕方ふらっと行きましたが、今日も午後から連盟に行きます。明日が棋士総会なので、今日の連盟はさながら東西対抗戦のような様相になっているはずです。

優勝!

2007-05-23 11:18:24 | 日記・雑談
すでにいくつかコメントをいただいていますが、4組優勝を果たしました。
竜王戦は初参加以来、6組優勝、5組3位、4組優勝と相性抜群です。

2年前の本戦入りのときと比べると、明らかに強くなっていると思うので、本戦でも前回よりは上に行けるように頑張ります
そろそろAクラスの棋士にも勝ちたいですね。


週刊将棋連載

2007-05-21 10:20:09 | 日記・雑談
今週は歩の手筋にスポットを当てました。歩の使い方は将棋で最も実力が出る部分だと思いますから、今後も繰り返し取り上げたいテーマの一つです。ぜひプロの技術を鑑賞して、自分のものにしていただきたいと思います。

先日の名人戦第4局は、名人の歩を使った攻めがうまく決まった一局でしたね。特に▲2三歩のタイミングが良く、あそこでシビれたのではないかと思います。詳しくは紙面の解説でどうぞ。


昨夜は自宅で大和証券杯を見ていたのですが、木村さんのちょっとした工夫に感心しました。僕はあんまり見ない仕掛けだなあと思ったのですが、某アマ強豪も同じことを書いていたので新手筋に間違いないでしょう。
おそらくは深い研究でもなければその場の思いつきでもない、頭の引き出しに眠っていたアイデアだったのではないかと想像します。もともとあったアイデアをうまく実戦の場面で活用したという、プロらしい一局でした。


僕は今日は午後から連盟書道部があり、そして明日はいよいよ決勝戦です。頑張ります。