「ヤングマガジン」連載の和久井健による人気コミック「新宿スワン 歌舞伎町サバイバルバトル」を、「ヒミズ」「地獄でなぜ悪い」の鬼才・園子温監督が実写映画化。
「そこのみにて光輝く」の綾野剛を主演に、山田孝之、沢尻エリカ、伊勢谷友介ら豪華キャストが共演し、新宿歌舞伎町で繰り広げられるスカウトマンたちの苛烈な争いを描いた。
一文無しであてもなく歌舞伎町を彷徨っていた白鳥龍彦は、スカウト会社「バースト」幹部で謎に満ちた一流スカウトマンの真虎に助けられ、スカウトマンとしての道を歩み始める。
裏社会に足を踏み入れた龍彦は、危険な思惑が交錯する世界を縦横無尽に駆け抜けていく。
プロデューサーに「クローズ」シリーズを手がけた山本又一朗、脚本に人気放送作家の鈴木おさむ。
(「映画.com」より)
5/30(土)公開の、映画「新宿スワン」舞台挨拶付先行上映会@札幌シネマフロンティアに行ってきました。
まずは映画の感想を。
新宿の裏社会、底辺(というと語弊があるのかもしれないけど)にいる人たちの悲喜こもごも。面白かった!
一度堕ちちゃうとそこから這い上がるのは難しい。その中を上手く泳ぐのも器用さもしくはある種の鈍さ・アホさがないと難しい。
現実は容赦なく、救われないエピソードが多々あり、全体的にほろ苦さが漂ってるんですけども。
主人公の龍彦(綾野剛)のアホさと人のよさに見ていて救われました。
綾野くんとアホキャラってどうなんだろうと思ってたんですが、これがハマってる!
役者ってすげーなと。とても「そこのみにて光輝く」の主人公と同じ人が演じてるとは思えない(爆)。
あと頭が切れるインテリスカウトマン幹部の真虎(マコ)に!伊勢谷友介がぴったりすぎて!!
しゅっとしてて超かっこいいの。惚れる。たぶん男が見ても惚れる。
ほか「よくぞここまで堅気に見えない人を集めたもんだ」と思うくらいみんな作品の世界に合っていました。
個人的には葉山(金子ノブアキ・こういうのハマりすぎる)、アゲハ(沢尻エリカ)が好きでしたね。
アゲハの気の強さや切なさや嬉しさやおかしなハイテンションさ、沢尻エリカうまかったなあ。
安田顕もいい味出してました。最近こういう役多いねヤスケン。
ヤスケンは、スカウト会社「ハーレム」(龍彦が拾われたスカウト会社「バースト」のライバル会社)の社長役なんですけども。
このふたつの会社の攻防戦もみどころのひとつです。
駆け引きが面白い。ここでまた真虎がかっこいんだこれが!
そうだやまゆうだけ見た目はぴったりなんだけど(鍵となるクラブのママ役)演技がげふんげふん。
まあそれは置いといて、これつづきが見たい!いろいろ話が回収されてない気がすんだよ。原作読めばわかるかもだけど。
次に舞台挨拶。
登壇者は、あらかじめ決まっていた綾野剛くんと、サプライズ(?)の山本プロデューサー。
この舞台挨拶、映画上映の先か後か書いていなくて。
ただ綾野くんは同日に札幌ドームでの日ハム戦の始球式に参加するらしいと聞いてたので、後かなーと。
試合は13時開始、映画は14時開演。で、やっぱり映画を観た後でした。
映画の後での舞台挨拶はこれまでにないとのことで、綾野くんも山本Pもすごく話しやすそう。
プロデューサー、綾野剛くんがフォトセッションの用意のためいったんハケてるときしゃべるしゃべる(笑)。
綾野くんは、……超かっこよかった!
フォトセッション中は自由に写メってもいいとのことでがっつり撮りました(爆)。こんな舞台挨拶初めて!
(ちなみに映画の感想を添えればSNSに掲載もOKとのこと)
この写真で着てる上着を途中脱いで、上半身シャツとタイになって、その姿もかっこよかったー。
ちなみに進行は客席からの質問に答えることで進めてくという、これまたあまり見ないスタイルの舞台挨拶で新鮮。
綾野くんは基本的には淡々と、ときにちょっと不思議なテンションの司会者につっこみ入れたり(笑)。
直前までスクリーンで金髪のアホな綾野くん(龍彦ですが)を見てて、でもそこにいるのは当然ながらふつうの綾野くんで。
かっこよかったよ!!(結局それ)
そうだ、劇場で始まる前にこれを貰いました。白鳥龍彦の名刺。
もともと舞台挨拶がなくても見たいと思っていた映画だったので、舞台挨拶付き上映に行けて嬉しかったです。
けっこう暴力シーンが多いので見る人を選ぶかもしれませんが、興味のある方はぜひ。
そうそう、UVERworldの挿入歌とMAN WITH A MISSIONの主題歌もかっこよくて作品の世界観にぴったりでした。
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6年目おめでとうございます。しょぼさんの記事に共感したり、的を得た文章に感心したり毎回楽しみしております。
お会いしてお話しできたら楽しいだろうな~と思いますが、如何せん北海道と九州では…。
ブログを通じてまたおしゃべりさせて下さいね。
ありがとうございます。そうおっしゃっていただけて嬉しいです。こちらこそおしゃべりさせてください。お待ちしています!