日本祖国戦線

愛国社会主義(National Socialism)による日本及び世界の再建を模索する研究会です。

全ウクライナ連合「自由」の紹介(1)

2015年04月15日 18時51分34秒 | NS国際戦線
全ウクライナ連合「自由」(ぜんウクライナれんごう じゆう、ウクライナ語: Всеукраїнське Обєднання Свобода)は、ウクライナの民族主義政党です。


(「自由」党旗)

日本ではスヴォボーダあるいはスヴァボーダとも表記されています。1995年にアンドレイ・パルビーとオレーフ・チャフニボークによって結党されたウクライナ社会民族党(Соціал-національна партія України)を前身とし、2004年に現在の党名に改名しました。

現総裁(党首)はオレーフ・チャフニボークという方です。



ウクライナ政界における右翼政党と見なされていますが、極端な主張から極右、或いはネオナチ(反ユダヤ主義)政党と定義する報道もあります。

後述する政策をご覧頂ければ一目瞭然ですが、自由の政策はNSDAP(国民社会主義ドイツ労働者党) と共通する点が多く、自由は国民社会主義政党であると思います。

ガリツィア地方を地盤とし、ウクライナ西部の首都キエフを拠点に活動。カナダやアメリカなどの北米を中心としたウクライナ人ディアスポラ(難民)からも支持を集めています。

2012年7月26日、ウクライナ最高議会選挙の前に、ユーリア・ティモシェンコが率いる全ウクライナ連合「祖国」と共に全ウクライナ野党連合に加盟。議会選挙では37議席を獲得しました。


(「美しすぎる首相」ユーリア・ティモシェンコ)


2012年の政綱

政治
・地方自治体の権限を拡大する。
・ウクライナの行政区分を改革する。
・最高議会の議員数を300人まで削減し、官僚を半分まで減らす。
・最高議会の議員の免責特権を廃止する。
・共産党系政治家、および現役の政治家と官僚の全員を罷免する。
・国内身分証明書に「民族」を明記する。
・法律上で異民族による反ウクライナ主義的行為を罰する。
・ウクライナ軍の改革を行う。
・武器の携帯・使用を許可する。

議員削減や特権廃止、共産主義者の排除、異民族の反国家活動の処罰は日本でも必要ですね。

スヴォボーダの方がしばき隊のような反国家主義集団を見たら開いた口が塞がらないのではないでしょうか。




経済
・ウクライナのエネルギーの独立性を目指す。
・国内における戦略的価値を有する企業を国営化する。
・住宅政策を改革する。
・同一社会保険税を導入する。
・土地・税金・労働に関する新たな法典を作成する。

戦略的価値のある企業の国営化も大賛成です。

社会
・国民健康保険制を義務化する。
・健康な生活様式を宣伝し、スポーツに対し国家的支援を実施する。
・国内の製薬業に対し保護政策を実施する。
・新たにウクライナ国籍法を導入する。
・二重国籍を禁止する。
・不法滞在の移民に対し厳しい政策をとる。
・ウクライナ化を実施する。
・ウクライナの統一されたキリスト教会の創立をめざす。

国民皆保険やスポーツの奨励で国民の福祉を守り、不法入国者を追放する。

現在の日本も、TPPで国民皆保険が危うくなり、肥満者が急増し、在日に祖国が蝕まれています。



スヴォボーダの政策に見習うべきことは多いと思います

歴史問題
・ウクライナ憲法においてウクライナはウクライナ国(ヘーチマン国家)の継承者であることを明記する。
・ソ連時代を、ロシアによるウクライナ占領時代として法律で認める。
・国連をはじめ、国際社会に対し20世紀に起きたウクライナ人に対するジェノサイドを訴える。
・国内において公場でホロドモールの存在を否定する者を、法律上で罰する。
・ソ連時代の秘密警察などの文書を残さず公開する。
・OUN-UPAを国民英雄として国のレベルで承認する。
・ウクライナ人を侮辱するソ連系シンボルを徹底的に排除する。
・共産党および共産系政治的団体を禁止する。
・ロシアにソ連時代のウクライナの財産を返却するよう求める。

※補足1

ホロドモールとは、スターリン時代にウクライナ社会主義ソビエト共和国(当時)をはじめ、カザフスタン共和国および現ロシア連邦のクバーニ、ヴォルガ川沿岸地域、南ウラル、北シベリアなど、ウクライナ人が住んでいた各地域でおきた人工的な大飢饉とされる事件のことです。

ソビエトにとって、ウクライナから収穫される小麦の輸出は貴重な外貨獲得手段でした。飢餓が発生してもウクライナの小麦は徴発され、輸出に回され続けたため、それが更なる食糧不足を招くことになりました。

また、この大飢饉はユダヤ人によって引き起こされた人工飢饉という側面があります。

帝政ロシア末期、迫害の対象とされたユダヤ人は、ロシア革命を通じてソビエト政権の中枢の大部分を占めていました。彼らにとってウクライナの人工飢饉は報復の意味合いがあったのではないかと言われています。


(ホロドモールによる餓死者とされる写真。群集が集まる中、路上に放置されている。)

これによって、少なくとも150万人以上のウクライナ人が餓死したと言われています。
2006年にウクライナ議会は、「ウクライナ人に対するジェノサイド(集団虐殺/民族虐殺)」であると認定しています。

※補足2
OUN-UPAとはウクライナ民族主義者組織(OUN)とウクライナ蜂起軍(ウクライナ語: Українська повстанська армія, УПА;英語: Ukrainian Insurgent Army、UPA)の連合組織で独ソ戦中の1942年10月に結成され、おもに西ウクライナにおいて、赤軍・ドイツ軍双方へのパルチザン活動を行い、戦後もソ連と戦いました。

全くもって正論です。

日本も、支那によるジェノサイド「通州事件」、ソ連によるジェノサイド「シベリア拘留」、アメリカによるジェノサイド「原爆投下」を国際社会に訴えなければいけません。



外交
・ウクライナの国益を追求し、ロシア連合にも、EUにも加盟しないこと。
・ロシアとの政治共同体や組織などから離脱すること。
・バルト海・黒海を中心とした諸国の連合をし、政治的共同体の構築につとめる。
・ロシアとビザ制度を導入する。
・国内にあるロシア軍の基地を撤退させる。
・ウクライナの核兵器を再製造する。
・NATOおよび核保有国との協力をする。

「ウクライナの国益を追求し、ロシア連合にも、EUにも加盟しない」

素晴らしいですね。
日本の政治家ときたら、親米派はTPPを推進し、親中派はAIIB参加の大合唱です。
どちらも事大主義丸出しで、日本を見据えていません。



字数制限に引っかかったので、次回に続きます。



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