秋に採取しておいた紅花の花がら。
もとはほんの数株。
乾燥させて2リットルほどになった。
やっとまとまった時間が出来たので、
ようやく種をより分けた。
一粒一粒指でつまんで拾っていく。
すぐに終わると思って始めたのだが、
1時間でやっと1/5が終わった。
それで本を読みながらの、
のんびりモードに切り替える。
ガクや葉に棘があり、
それがたまにチクリと刺さる。
そういえば、
これを採取したときもよく棘が刺さった。
山形ではどうやっているのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/62/9b3ca3a1f6c099827e0876fdea28f43a.jpg)
3時間ほどかけてこれだけ拾い出した。
こんなに採種できるとはオドロキである。
春になったらこれを播くのだ。
昨年播いたのはこの1/20ぐらい。
秋にはこの20倍もの種が取れるかもしれない。
しばらくは種を増やしておいて、
十分な量になったら紅花染めをしよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/61/8e1cb10dabf35274d7f9c6d864ca57b4.jpg)
ひと仕事終えて外に出てみると、
沢から雄たけびが聞こえてくる。
雪をこいで崖からのぞいてみると、
ウチの小さいさんたちが沢で尻滑りをしている。
いや尻滑りというよりも、
崖から滑り落ちているのだ。
雪をこいで走り回り、
崖をよじ登っては滑り落ちていく。
小さいさんが2才くらいのとき、
ワタクシと一緒にやっていた遊びである。
当時はおぼつかない動きだったが、
数年ですっかり逞しくなった。
まるで山猿のような敏捷な動きだ。