シロタビの、B級旅行イバラ道

「るるぶ」片手に定番記念写真を撮るだけが旅行なのだろうか? 観光名所のその陰で、ひっそりと怪しい光が待っている・・・

「元祖パラダイス」もあといくばくか・・・・~淡路島ナゾのパラダイス

2010年10月31日 01時10分36秒 | B級スポット関西
2008年のゴ-ルデンウィーク、家族(両親含む)で淡路島に旅行に行く事になったのだが、当然我々はメインの観光スポット以外に何があるか調査することは忘れない。
そしたらしっかり見つかった。ホテルから車で30分以内で行けるだろう距離に。
その名も「立川水仙郷」。
よくよく調べてみれば、そこに併設されるキャンプ場や民族資料館・秘宝館等が「ナゾのパラダイス」と銘打ってなんと怪しげな雰囲気を醸し出していることか。

そして何と言っても、あの「探偵ナイトスクープ」の「パラダイスシリーズ」で紹介された最初の物件であるということも知った。 当然「パラダイス=B級スポット」のルーツでもあるだろうから、これは行くしかないわけである。


海沿いから離れて山道を走ること数十分、途中で民族資料館の廃墟など香ばしい物件を流しつつ、辿り着いたは立川水仙郷・・・・・って、水仙のシーズンオフなのに(水仙が咲いてない時期は本当に廃墟級である)いきなりオバチャンに500円を徴収されてしまった。
さすがに侮れない。
駐車場から少し歩くとこのような物件が。 まさしく例の秘宝館である。
秘宝館自体は、オーナーの手作り感が強く、例えば伊勢の秘宝館などと比べると全然カネもかかっていない。
質素なうえに、他のサイトでも紹介されているので内部事情はそっちを参考して下欲しい・・・・というより、一応撮影禁止なのでそれを守っただけなのだが。


外には、有名な廃アーチェリー場や幽霊の出そうなコテージなどあって必見なのだが、少し坂を上がったところにこのような石碑が。
もともと、水仙の時期以外にも観光に来て欲しいということでいろいろ作ったようなのだが、その甲斐あって「ナイトスクープ」で放送されたのは相当の自慢らしい。
このような石碑が3つぐらい並んでいる。


しかし・・・・経年変化なのか、コストをケチったからなのか、それとも悪質なイタズラか・・・・。
こんな状態になってしまっているのもあるが、さらに廃墟な味を増して魅力的に映ってしまうのはなぜだろうw

とりあえず、ほとんどの施設は本当に死に体という感じになっており、
秘宝館の中にいたオーナーさんがお元気なうちが賞味期限な施設である事は、間違いないだろう・・・・

2008年4月27日訪問

東濃の地で「石」を学ぶ・・・・~中津川夫婦岩と博石館

2010年10月14日 22時40分44秒 | B級スポット岐阜
しばらく他のサイトの更新等で忙しく、なかなか時間が取れませんでしたが、とりあえずブログ再開いたします。
2008年8月まで時間軸は進んでおりまして、早く追いつかないといけませんね・・・・


 岐阜県は東濃地方、旧蛭川村(現恵那市)地域は、日本有数の花崗岩(御影石)の産地だそうである。
というわけで、当然石をフューチャーした施設が出来るのが自然の理であるのだが、この「博石館]、意外と親子で楽しめる面白スポットとなっている。
道理で調べてみたら、ここは地元の民間石材屋が運営しているそうである。
こういうのを自治体がやると、ものすごく寂れた香ばしいスポットになるのだが、流石民間企業だけあって、定期的に施設を充実させているようで、中はなかなかの賑わいだった。


800円という手頃な入場料で中に入ると、とりあえずこんな感じ。
後ろの建物は、まさに石の博物館というやつで、宝石の原石や広島で被爆した石なども展示してある。


もちろん顔ハメもあります。 これは定番。


いわゆるブラックライトを使ったファンタジーな空間もあり・・・・・ん?
蒲郡ファンタジー館もこんな展示があったような・・・・。


博石館のメインがこれ。 地元の石を使って造ったピラミッド。
クフ王のピラミッドの1/10のミニチュアだそうであるが・・・・・
中は立体迷路ゲームができるほどの大きさ。これの10倍とは、本物の凄さが偲ばれる。


その立体迷路をクリアすると、このようなところで記念撮影ができます。


ピラミッドを抜けて上に行くと、さらに広大な芝生広場に大理石で出来た野外音楽堂が。
なんとここでは、随時結婚式を受け付けているそうである。
その名も『博石館ウェディング』。 一応教会もあるとか・・・・。
なんかお菓子の城も似たような事やってたが、一般観光客に見られながらの結婚式はいかが・・・?


その後レストラン等を抜けると今度は森の中。 小路の脇にいろいろな建物があり、
何かと思えば楽器のコーナーだったりする。 しかも石とは関係ないものもアリ。


その後、ウンコを触って運が付くとか訳の分からないパビリオンを抜け、最後に
「河童連邦共和国・恵那河童村」とかいう池に到着。 もうこの辺までいくとこの施設を作った石屋の社長の趣味らしい。
そういえば社長の歴史のようなコーナーもあって、その辺のいきさつも書いてあったような。

最後に博石館ビールを買って終了。
後半にいくにつれB級的ゴチャ混ぜ感が出てきたのであるが、他にも宝石捜しゲームとか子供の喜びそうなアトラクションも多く、寂れ感もなく家族で楽しめる施設であるといえよう。

その後時間が余ったので、「石」繋がりで中津川市の夫婦岩を見に行った。


チープな公園にこのようなものが・・・・とりあえず筆者のモノよりは立派か。


こっちは陰石。 まあ説明は不要でしょう。
公園の敷地内には、中津川科学館(だったかな?)もあったので、ヒマな親子はそちらもどうぞ。

2008年8月24日訪問