ここは日本三名泉、飛騨の国は下呂温泉・・・・
由緒ある温泉地の割には、思いっきり頓挫している「ミラクルマイル事業」(注1)
など、町おこしで悪あがきしている感が否めないが、この下呂きってのテーマパーク「下呂温泉合掌村」もなかなかシュールで楽しめる所であった。
(注1・・・下呂のメインストリートに映画スターのブロンズ像を置いて、ハリウッドのミラクルマイルを再現しようとしたらしいが、温泉街に映画スターは場違いだったのか予算不足か、途中で頓挫しているらしい下呂温泉のB級企画)
というわけで、入り口で800円を支払って場内へ。
基本的には、道路を挟んで「民芸の郷」と「ふるさとの杜」の2つのエリアに分かれている。
上の写真は「民芸の郷」エリアで、白川村から移築したという合掌造りの家が並ぶエリアだ。
合掌造りの中は、土足厳禁だが入ることが出来る。
2階部分にはこのような資料館的なコーナーもある。
すべて実物を修復したものだ。
一通り合掌造りを体験して、我々は「ふるさとの杜」エリアへと向かったが・・・
いきなりこのようなカエルの置物が・・・・
「ふるさとの杜」エリアは、平たく言えば下呂市の町おこしスペースみたいなものである。
だいたい町おこしというのは8割がたズレた方向に行ってしまいがちだが・・・
まずは下呂(ゲロ)にちなんでカエルということらしくカエルを祀った脱力系神社(笑)を造ってしまった・・・・その名も「かえる神社」・・・
息子もカエルのTシャツを身にまといお参り。
とりあえずセンスの欠片もない濃厚な内装である。
かえる神社の上には、下呂のお祭りをフューチャーした「龍神館」と「花笠館」というのがあり・・・・
花笠館の中には、お祭りを再現したジオラマが展示してある。素晴らしい出来だが、なにか懐かしい匂いを感じる・・・・
と思ったら高浜の珍スポット、紫峰人形美術館に製作依頼したものではないか。
ンー、さすが紫峰人形美術館。B級臭さをさらに引き立ててくれる作品である。
途中でデカい屋根付きエレベーターを登りつつ、どんどん丘を上がっていくと今度は「山のくらし館」というのがある。
ここは、飛騨近辺で伐採できる材木のサンプルがあり、堅さとかツヤとかが木によって違うことが体感できて楽しかった。
しかし木こりの人形、率直に言って日焼けし過ぎではないだろうか。
さて、これでだいたい展示物はお終いだが、最後まで登り詰めると、なんとそこは遊園地になっていた。(といってもサイクルモノレールとローラーすべり台しかないけど)
このローラーすべり台、実はハンパではない長さを誇っており、最下部にあるかえる神社まで一気に降りられるという凄まじいアトラクションなのだ。
凄まじすぎてついでに100円を取られてしまうのだ。(無一文の人は階段で自力で降りるしかない。)
少なくとも、この階段を延々と降りる気にはとてもならないので、お年寄りだろうが、体の不自由な人だろうが、みんな100円払って急降下である。
最後の最後で、なかなかシュールなレイアウトを見せてくれたテーマパークであった。
2008年5月18日訪問
由緒ある温泉地の割には、思いっきり頓挫している「ミラクルマイル事業」(注1)
など、町おこしで悪あがきしている感が否めないが、この下呂きってのテーマパーク「下呂温泉合掌村」もなかなかシュールで楽しめる所であった。
(注1・・・下呂のメインストリートに映画スターのブロンズ像を置いて、ハリウッドのミラクルマイルを再現しようとしたらしいが、温泉街に映画スターは場違いだったのか予算不足か、途中で頓挫しているらしい下呂温泉のB級企画)
というわけで、入り口で800円を支払って場内へ。
基本的には、道路を挟んで「民芸の郷」と「ふるさとの杜」の2つのエリアに分かれている。
上の写真は「民芸の郷」エリアで、白川村から移築したという合掌造りの家が並ぶエリアだ。
合掌造りの中は、土足厳禁だが入ることが出来る。
2階部分にはこのような資料館的なコーナーもある。
すべて実物を修復したものだ。
一通り合掌造りを体験して、我々は「ふるさとの杜」エリアへと向かったが・・・
いきなりこのようなカエルの置物が・・・・
「ふるさとの杜」エリアは、平たく言えば下呂市の町おこしスペースみたいなものである。
だいたい町おこしというのは8割がたズレた方向に行ってしまいがちだが・・・
まずは下呂(ゲロ)にちなんでカエルということらしくカエルを祀った脱力系神社(笑)を造ってしまった・・・・その名も「かえる神社」・・・
息子もカエルのTシャツを身にまといお参り。
とりあえずセンスの欠片もない濃厚な内装である。
かえる神社の上には、下呂のお祭りをフューチャーした「龍神館」と「花笠館」というのがあり・・・・
花笠館の中には、お祭りを再現したジオラマが展示してある。素晴らしい出来だが、なにか懐かしい匂いを感じる・・・・
と思ったら高浜の珍スポット、紫峰人形美術館に製作依頼したものではないか。
ンー、さすが紫峰人形美術館。B級臭さをさらに引き立ててくれる作品である。
途中でデカい屋根付きエレベーターを登りつつ、どんどん丘を上がっていくと今度は「山のくらし館」というのがある。
ここは、飛騨近辺で伐採できる材木のサンプルがあり、堅さとかツヤとかが木によって違うことが体感できて楽しかった。
しかし木こりの人形、率直に言って日焼けし過ぎではないだろうか。
さて、これでだいたい展示物はお終いだが、最後まで登り詰めると、なんとそこは遊園地になっていた。(といってもサイクルモノレールとローラーすべり台しかないけど)
このローラーすべり台、実はハンパではない長さを誇っており、最下部にあるかえる神社まで一気に降りられるという凄まじいアトラクションなのだ。
凄まじすぎてついでに100円を取られてしまうのだ。(無一文の人は階段で自力で降りるしかない。)
少なくとも、この階段を延々と降りる気にはとてもならないので、お年寄りだろうが、体の不自由な人だろうが、みんな100円払って急降下である。
最後の最後で、なかなかシュールなレイアウトを見せてくれたテーマパークであった。
2008年5月18日訪問