シロタビの、B級旅行イバラ道

「るるぶ」片手に定番記念写真を撮るだけが旅行なのだろうか? 観光名所のその陰で、ひっそりと怪しい光が待っている・・・

謎のアライグマはいずこに・・・・~鳩吹稲荷弁財天

2009年05月25日 00時11分50秒 | B級スポット岐阜
なんとなくマッタリとこのブログを続けてるわけですが、なんと2人目の子供が生まれてしまい、2児の父となってしまいました。
というわけで更新が滞ってしまった訳ですが、このブログの記事は去年訪れた場所ですので、まだまだネタはいっぱいたまっています・・・というわけで頑張らなきゃいかんと言う事で・・・・今日は去年の4月、花見ついでに回ったスポットの記事を少し・・・。


名古屋から国道41号を快走し、可児市に入った所の山の中にある「日本花木センター」。
まあ、大規模なガーデニングショップ兼ドライブインという感じなのだが、ここの片隅に、なぜか謎の弁財天様が居られるのだ。


駐車場から南の方に歩くと、このような原色系のど派手な門が見えてくる。
歴史的建造物という風格は微塵も無く、新興宗教系のインチキ寺院の門にしか見えない。
周りには、この花木センターが売っている苗木等が植えられている。


門の内部には、このような壁画が。
弁財天とは、仏教発祥の地インドの女神「サラスヴァティ」が起源なので、インド風コスチュームの女性達の絵は正しい認識である。


で、これが蓮の花の上に乗っておられる弁財天様。

この施設の面白いところは、もともとあった神社の隣に「花木センター」が出来たのではなく、「花木センター」の経営者がこのお稲荷様を造ってしまったという点。
場内の立て札によると、可児市の別の場所にある、「天ヶ峰おちょぼ稲荷」なる御稲荷様の御分霊を頂いたそうである。
御分霊のシステムがどういうものか僕は知らないが、わざわざ分霊を頂戴してまで敷地内に弁財天様を置いてしまおうと言う発想がすごい。
気合が違うのである。
おそらく商売繁盛を祈願したのであろうが・・・


これが全体図。
左の建物は、「鳩吹館」という名前らしいが、単なるタタミ6畳分くらいの小屋で、何に使っているかは不明である。
池の中にはもう1人弁財天様がいて、遠くからだとなかなかセクシーに見えるが、実際には顔の造りが浅野祥雲先生のような作風なので、近くで見るとあまりセクシーでは無い(笑)

あと、写真を撮るのを忘れてしまったのだが、この御稲荷様の敷地内には「アライグマ」が飼われていて、一応アイドル的な存在になっているそうである。
ただし、僕が見たときには何も居なかったが・・・・
とりあえず「可児のラスカル」などという、笑える看板もあるので要チェックである。

全体的には、ソロで来て珍スポット巡り・・・という趣旨ではインパクトは薄いと思われるが、自分のように家族で訪れるには、なかなかマッタリできて面白い。
場内にベンチがやたらあるので、お弁当でも作って来てゆっくりするには良いところである。

2008年4月5日訪問