福岡万葉散歩

街の様子や木々や草花を眺め乍ら、先人の俳句や和歌を織り込んで、今の季節を楽しみたい。たまには万葉散歩も楽しみたい。

2014.10.8(水) 原田種夫文学碑を訪ねて二水会へ出る

2014-10-31 | 街角風景

今日は二水会の日である。天神から500m位の距離にある那珂川に架かる西大橋の中洲側川にある原田種夫文学碑を訪ねて、二水会に出席した。

アクロス福岡の前を通って西大橋へ向かう  ここはかって福岡県庁の正門があった所である

アクロス福岡の対面に鎮座する菅原道真を祀る水鏡天満宮

那珂川に架かる西大橋(以前は中洲大橋と呼ばれていた)から中洲を見る

幕末、福岡が生んだ歌人・大隈言道が詠んだ那珂川(なの川)の歌

  なの川の蓼(たで)の穂つみて酒のまむをかしき友を一人見出(いで)ば

大隈言道は酒と桜と硯を以て三つの友として生きたと云われているそうだ

西大橋を中洲へ歩く

西大橋を渡って中洲側から東方に明治通りを望む

西大橋を渡って中洲側から東方に明治通りを望む   橋の欄干の右奥が原田種夫文学碑

原田種夫文学碑

原田種夫文学碑  

    人間

           原田種夫

 ひとを にくむなかれ

 にくむこころは はりねずみ

 サボテンのとげのいたさである

 ゆるしてやれ いたわってやれ

 ひとのにくたいの一部には

 どうしても消えぬ臭い所がある

 それがにんげんが神でない印だ

 ゆるしてやれ いたわってやれ

    平成元年七月書八十八翁

原田種夫文学碑   思い出の記   原田種夫が通い詰めた喫茶「ブラジレイロ」の跡地に、この文学碑は建てられている。「ブラジレイロ」の思い出とともに、「九州文学」の発足からひとまずの終了までを記して「思い出の記」としている。

二水会   益正天神本店にて

西鉄福岡(天神)駅中央口

博多大丸前の屋台

 



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