福岡万葉散歩

街の様子や木々や草花を眺め乍ら、先人の俳句や和歌を織り込んで、今の季節を楽しみたい。たまには万葉散歩も楽しみたい。

2007.3.19(月) 長崎県美術館にベルギー王立美術館展を観る

2011-09-26 | 旅行記

義妹と姪が来福したので、彼女らと一緒に長崎旅行をした。
今日の街角風景は、長崎市に長崎県美術館と長崎歴史文化
博物館を訪ねたときの風景である。


長崎の出島一帯は出島岸壁とその倉庫群を取り払い、長崎水辺の森公園
となって風景を一変させている。その一角にあるレストランで昼食をとる。
レストランの奥に僅かに見える赤い屋根は懐かしい活水女学院である。


平成17年4月にオープンした長崎県美術館をレストランから続く裏口
から見る。長崎水辺の森公園の一角にあり、運河をはさんで建っている。


長崎県美術館のベルギー王立美術館展の入口  窓の向こうは長崎港


ピーテル・ブリューゲル[父]?「イカロスの墜落」16世紀中頃 
73.5cm?112cm  油彩/カンバス  
ブリュッセルのベルギー王立美術館所蔵

ベルギー王立美術館は1801年ナポレオン・ボナパルトによって建設の
政令が発布された巨大美術館であるという。

ピーテル・ブリューゲル[父]?は16世紀のフランドル地方を代表する画家。
フランドル絵画は近代油彩画の原点を創ったと高く評価されているようだ。
ブリューゲルはオランダのブレダ近郊ブリューゲル村に生れたといわれ、
ベルギーのブリュッセルで亡くなったといわれているそうだ。
馴染み深い呼称は「百姓ブリューゲル」か。通称「農民画家」


美術館から港越しに、22年間を過ごした長崎製作所を見る。


遠くに小さく見えるのが岩屋山(いわやさん)  あの山の麓に
生れて、36年間住んだ私のふるさとが眼前にある。


長崎の上町の坂を上る。正面奥を左に曲がれば長崎歴史文化博物館
右手の建物は田中旭栄堂  もちろん栗饅頭をお土産にした


長崎市立山に平成17年11月にオープンした長崎歴史文化博物館の
復元した長崎奉行所立山役所の正面入口前の階段
写真で階段が古色を帯びている部分が、発掘調査で出土した遺構を
そのまま利用している。階段下の石畳と石垣の一部も同様である。

門、玄関、書院と御白州など一部を復元した長崎奉行所立山役所は、
文化五年の長崎諸官公衙絵図をもとにしたもので文化年間前後
(19世紀前半)の様子を表しているという。
同館で上映していた長崎奉行の一年を描いた立体映画には、俳優の
風間杜夫が第84代長崎奉行・遠山左衛門尉景晋(とおやま
さえもんのじょうかげくに)役で出演していた。遠山左衛門尉景晋は
江戸町奉行遠山金四郎の父親だそうだ。

なお長崎歴史文化博物館本館は黒川紀章氏の設計だとか。


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