塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 近代工芸の名品 截金六角組飾筥 六花集香

2012-02-12 05:56:02 | ミュージアム巡り_2012
 磁器や陶器と比べると細工箱は、私にとっては印象が薄い。と
ころが、今回の近代工芸の名品をひとつずつ眺め廻る中で、この
一点に凝視された。
 截金師である江里佐江子さん(1945~2007年)が1992年に
創作された「截金六角組飾筥 六花集香」。截金とは細かく切った
金や銀、プラチナ箔を仏像などに貼り付けること。江里さんのご
主人は仏像師であった関係で、仏像への截金もおこなわれていた
が、特に箱類には極めものが多くある。その中のひとつがコレ。
 江里さんは2002年に過去最年少で人間国宝に認定されている。
(東京国立近代美術館工芸館:千代田区北の丸公園1-1)

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