磁器や陶器と比べると細工箱は、私にとっては印象が薄い。と
ころが、今回の近代工芸の名品をひとつずつ眺め廻る中で、この
一点に凝視された。
截金師である江里佐江子さん(1945~2007年)が1992年に
創作された「截金六角組飾筥 六花集香」。截金とは細かく切った
金や銀、プラチナ箔を仏像などに貼り付けること。江里さんのご
主人は仏像師であった関係で、仏像への截金もおこなわれていた
が、特に箱類には極めものが多くある。その中のひとつがコレ。
江里さんは2002年に過去最年少で人間国宝に認定されている。
(東京国立近代美術館工芸館:千代田区北の丸公園1-1)
ころが、今回の近代工芸の名品をひとつずつ眺め廻る中で、この
一点に凝視された。
截金師である江里佐江子さん(1945~2007年)が1992年に
創作された「截金六角組飾筥 六花集香」。截金とは細かく切った
金や銀、プラチナ箔を仏像などに貼り付けること。江里さんのご
主人は仏像師であった関係で、仏像への截金もおこなわれていた
が、特に箱類には極めものが多くある。その中のひとつがコレ。
江里さんは2002年に過去最年少で人間国宝に認定されている。
(東京国立近代美術館工芸館:千代田区北の丸公園1-1)