今日は広沢寺温泉の駐車場を午前9時に出発し、日向山経由で、梅ノ木尾根をめざすことにしました。
日向山と見城山の間の鞍部の部分へ向かう道を七曲り峠というそうです。今日は非常に気温が低いので、ここを登っても汗をかいてきません。
曇っていましたが、日向山の頂上からは海の上に日が射しているのが見えます。
とても乾燥しているのに、大山には雪が見えます。先日大山に行ったときには雪がなかったので、何時降ったのでしょうか。
途中ロープを伝ってでないと登れないような急斜面もあります。
頂上に大きな木があるピークに出ました。
道標にはここが537mピークであると描かれていますが、地形図から見るとこのピークを西に下ってすぐに少し登ったところが537mピークだとされているような気がします。
尾根から浄発願寺奥の院へ下る道への分岐のところでかなり早い昼食にします。
ここで10時55分になってしまいました。今日はかなりゆっくり歩いています。
奥ノ院へ下りる道は、急斜面に幅の狭い道を這わせたようなところで、足を滑らせそうで気を使います。
浄発願寺奥の院岩屋に到着しました。
慶長13年(1608)尾張国(愛知県)生まれの弾誓上人によって開かれた岩屋で、この世の浄土と考えられていた。岩屋内中央に弾誓上人の石像があり、右側には榮珠院殿(新君と称し、後奈良天皇の孫娘で尾張徳川第3代綱誠夫人)や佐竹、藤堂等と大名の墓石、二世但唱等の墓石が並んでいる。岩屋前には、四世空誉上人の卵塔(伊勢原市最大)をはじめ歴代上人の墓石等がある。尚、右方には観音堂や観骨堂(六角堂で地蔵を置く)、左方には五社権現(明神・八幡・春日・熊野・住吉)が祀られていた。朝日が差し込む岩屋での行や、御神木の桜で諸仏像を彫刻する等、神聖な岩屋内は一般人の立ち入り禁止の聖域であった。男の駆け込み寺で有名な浄発願寺は字の通り浄く発願する寺である。但し放火、殺人等は入山禁止であった。明治末年、大正12年(1923)、昭和13年(1938)等の山津波で埋没した歴代住職の墓石等は、平成3年春発掘し復元された。
昭和13年(1938)秋の山津波で倒壊するまではここに本堂があったそうです。
浄発願寺奥の院への参道沿いに損傷の激しい石仏が沢山置かれています。顔がわかるものは一つも見つけられませんでした。
車道を日向薬師の方へ下っていくと現在の浄発願寺があります。
12時30分に、薬師林道の日向薬師駐車場に到着しました。
このまま薬師林道を七沢まで降りていきたいのですが、今日は早く帰らなければなりません。
もう一度日向山の山頂まで登って帰ることにしました。
日向山への尾根上で、リードの付いていないシェパードど遭遇してびっくりしました。シェパードに至近距離から吠えられてもテツは落ち着いていました。テツはこういう時は肝が据わっていると思ったのですが、この後で目の前を2頭の鹿が横切ると大騒ぎでした。
七曲りから降りたところで、クライマーの車でしょうか、幌のジムニーが置いてありました。
こんなのが欲しいのですが、このくらいの型になるともう程度のいい中古車は出てきません。
13時20分に広沢寺の駐車場に戻りました。日向薬師の駐車場からは思ったより早く戻ってこれました。七沢経由にしなくて正解でした。
今日歩いたコースです。やはりこういう低山ハイキングは大山登山より疲れます。
しかし梅ノ木尾根では一人も人に会わない静かなハイキングでした。
今日は大山へ登ります。大山は標高1252mもあるので、途中までケーブルカーで行ければよいのですが、テツがいるので下から登らなければないません。山頂は厚木市・伊勢原市・秦野市の境界になっており、厚木市側から登るのであれば、いつもの広沢寺温泉の駐車場から不動尻⇒唐沢峠を経由するのがいいのですが、少しでも車で標高を稼ぐため、伊勢原市側の日向ふれあい学習センター駐車場(標高約360m)から歩き出すことにしました。
今朝飯山の小鮎地区から撮った大山の写真に今日のコースを描いてみました。
九十九曲の道の下の方を隠している小さな山が1月3日に登った日向山なので、犬のお散歩コースとしてはスケールが大きいです。
日向ふれあい学習センター駐車場から林道を登り始めるとすぐに車両通行止めのゲートがあります。ゲートの脇を抜けて林道を5分位進むと、九十九曲の入口があります。
見晴台まで40分とありますが、大山山頂まで何分か書いてありません。大山登山を今朝急に思いついたので、ここで既に10時47分になっています。時間がなかったら見晴台で引き返すくらいの気持ちで登り始めます。
九十九曲の登り口付近です。午前中は日が射して比較的明るいですが、木が茂って眺望は良くありません。
しばらく登ってゆくと急に上の方が明るくなって、等身大ほどの大きなお地蔵さんが見えてきます。ここで九十九曲は終わりです。ここの標高が679mあるので、既に3日に登った日向山や、見城山よりはるかに標高が高いことになります。しかし名前の通りで道が九十九折になっていて、それほど勾配のキツイ感じがありません。
地蔵様を過ぎると勾配の緩やかな尾根になってペースがあがります。
見晴台までの尾根道は海側の眺望が開けて楽しい道です。微かに大島も見えます。
11時37分大山の山頂が見えました。意外と大きく見えて元気が出てきます。
人が多くて驚きました。ここでケーブルカーの駅からの道と合流するので、人が多いことは予想していましたが、それ以上のにぎわいでした。
登山客が休んでいるテーブルからは、厚木の街とその向こうの関東平野が一望できます。
今日は風もないので、快適なお弁当タイムだったと思います。
眺望は効きませんが、少し離れたところにある静かなテーブルでテツとお昼にしました。
テツはいつもよりハードなお散歩でお腹が空いたのか、かなりの勢いで食べていました。
いつもの私の山歩きのイメージでは、テツと2人でほとんど人に合わないというようなものですが、ここから先は前後に人を見ながら歩く感じです。
初めて歩くメジャーな登山道ですが、やはりいつもと勝手が違います。見晴台から山頂までの道は、ケーブルカーの駅まで降りる時に使うコースのようで、常に人と常にすれ違っている感じです。
テツを連れているとすれ違うほとんどの人が挨拶してくれます。
見晴台から先は勾配のきついところが多くなりますが、それでも整備された登山道であまり疲れません。
頂上に着いたのは13時5分でした。
テツの散歩コースからだと大山に隠されて見えない富士山がよく見えます。またその麓に山中湖の湖面も見えます。
しかしながら本当に気になっている眺望は厚木側です。普段から大山の写真を撮っているポイントは大山側からも見えるはずです。
上の写真を撮っている小鮎側の土手は下の写真の赤い枠のあたりになります。
赤枠を拡大してみるといつも大山の写真を撮っている小鮎側の土手が見えました。
黄色い枠は今朝1枚めのコース図の大山の写真を撮った場所です。
黄色い枠も拡大してみると今朝写真を撮った場所が確認できました。
大山に散歩に来ている犬が珍しいらしく、街中だと全く注目されない普通の柴犬のテツも、ここではみんなの注目の的です。毛並みがいいだの、かわいい顔だの言ってくれますが、街中で会
っても本当にそう思ってくれるんでしょうか。
頂上では休憩せずに、体が冷えないうちに下ることとし、13時25分ごろから下り始めました。
下りは人の列に並びながら下っていくという感じです。
見晴台を過ぎるとみんなケーブルカーの駅方面に行ってしまい、テツと私だけになってしまいました。
静かでいいんだか寂しいんだか・・
ここからは九十九曲ですが、方角的に言って午後は日陰になってしまいます。
今日は良く歩きましたが、テツも私もそれほど疲れていない感じです。
そのうち唐沢峠経由の大山登山にも挑戦してみたいと思います。
12月23日・24日と2日間連続で学生向けの合同企業説明会に出ていました。
我々のような流通業が不人気の理由は、人が休んでいる日に働く仕事だからですが。まさにこの先31日まで仕事です。
しかしながら、説明会の2日間とも私の立っているブースは学生であふれており、後で主催者が、私のところともう1社が一番混雑していたと言っていました。
震災の影響なのか学生の意識も変わってきているように思えます。
今年最後の散歩は小鮎川沿いを林妻橋から広町公園まで歩きました。
家の中ではものすごく寒いように感じられましたが、日中歩いていると風もなくて暖かく感じます。
畑に葉ボタンが植えられていました。白菜・ブロッコリー・キャベツと並んでいると葉ボタンも野菜のように見えます。
山中城址付近でいつもの白い柴犬がテツに向かって激しく吠えたてます。いつも牙を剥いていますが、よく見るとかわいい顔です。
でも今日持ってきた犬用のビスケットは食べませんでした。
テツはけっこう好き嫌いがあるので、新しいおやつを買う時は本当に悩みます。
今日は全て平地ですが3時間歩きました。夜はテツを今年最後のお風呂に入れました。
今日はいい天気ですが、寒いです。空気が澄んで大山が近くに感じます。
2月に貉坂峠に行った時に黒い犬に激しく吠えられて行く手を阻まれました。
今日はなんとかそこを通ってみようと思い、静かに犬の待つ場所に近づいてみると・・
大成功です。寝ているところにすぐ近くまで接近されてしょんぼりしています。
この先はかなり狭いのですが、ハンターの車が何台も止まっていました。
ここで2月に歩いた道と合流しました。2月は左側の道から、今日は右側の道から来ました。
ここを過ぎてわずか10m位進んだところで、ガサガサという草がすれ合う音が聞こえ、思わず立ち止まると、道の端で大きな猿がこちらを睨んでいます。
ここで舐められると厄介なので、テツをけしかけて追い払いました。
落ちたばかりの葉の上に、やわらかい光が差し込んでなんとも言えないいい雰囲気です。 2月に見かけた誰かの手作りの道標がだいぶくたびれてきています。
どうやら猿の群れに囲まれているようです。
急いでこの場を立ち去り、A地点まで戻ります。
しばらくして電気柵に突き当ります。(C地点)電気柵から振り返ったところですが、今日は左下の道から上がってきましたが、右にも道が見えます。この道は2月にも気になっていたので、今日はこの先がどうなっているのか見に行くことにしました。
C地点の分岐から2分くらい登ったところで、銃声が2回聞こえました。
テツが驚いて銃声の聞こえた方向を見ています。
黒い犬の家からそう離れていないこのあたりで、銃声とは驚きです。銃声が聞こえてから、下の方から人の声も聞こえてきました。
さらに進むと地形図にあったとおり、途中で道がなくなっています。(D地点)
この先は踏み跡か獣道を進むしかありませんが、今日は地形図を持って来ていません。
でも元来た道を戻って猟犬に囲まれたりしたら面倒ですので、歩けそうな場所を選んで尾根を目指します。
この周囲だけ人口林になっています。おそらくこの行き止まりの道はこの人工林の手入れをするための道なのでしょう。
あちこち探しましたが踏み跡すらありません。途中でなんとか電気柵の外側に出ました。これで猟犬に出会うことはないはずです。草の上を尾根をめざして上へ登ります。
しばらく進むと、私の身長ほどのかなり垂直に近い感じの斜面がありました。
テツがあっさり登って私を待っています。電気柵をつかみながらなんとか上にあがりました。
軽い気持ちで登ってきましたが、本当にこの先進めるのか急に不安になってきました。
先程のところから3分ほど登ると、尾根道(それも道標付の)に出ってほっとしました。知らない道ですが、整備されたハイキングコースです。さるの径の方向が白山だと思いますが、なんだか疲れたのでいのししの径とある方向へ向かいました。
ここまでどう来たのか、またこの場所の正確な位置もわかりません。
おそらくE地点のあたりではないかと思います。
ハイキングコースを15分位下ると、普段通っている車道にでました。
車まで歩く途中で、やはりハンディーGPSが欲しいと思いました。道でないところを歩いてしまうと後でどこでどうしていたのか全くわかりません。
またクマよけの鈴はうるさいですが、ハンターに自分の位置を教えるのにもよさそうです。
早速妻に交渉してみよう・・