仕事の疲れで、私もこの週末は自宅でゴロゴロしていました。
しかし、最後の山道らしいところを歩いたのは1月28日なので、足腰の衰えが心配になり、午後から軽いハイキングに出かけました。
七沢森林公園から、白山に至る尾根道を歩くことにしましたが足取りが重いです。
テツも少し太りぎみです。物見峠直前の階段の段差を越えるのにあきらかに苦労しています。
物見峠からは白山に向かう道とは別に上古沢の集落に向かう尾根道の分岐があります。
道標に「上古沢」とはっきり書かれているので上古沢まで行けると思うのですが、以前も途中で道が分からず断念したことがあります。
今日は昨年歩いた地点よりも奥に入っていきましたが、結局道がわかりません。
強引に下っていった獣道もだんだん藪が深くなり、先に進むテツの姿が見えないほどです。
それでもテツは先に進もうとしますが、伸縮リードが藪に絡まってまともに歩けません。
もう少し道を探索したいところですが、本当に道が見つからずに引き返した時に、途中で日が暮れると最悪です。
今日もあきらめて来た道を引き換えしました。
物見峠まで引き返してみると、道標に黒マジックで、多少字は間違っていますが「立入禁止」と書かれていました。
ハイカーが迷い込まないように誰かが書いたのでしょう。
この上古沢方向を示す道標はいらないのでは・・
早めに判断して引き返したので、日没までまだ余裕があります。でも駐車場がもうすぐ閉まるので、急いで下りました。
今日は午前11時という中途半端な時間に、ジムニーのちょっとした修理があり、山に行けませんでした。
仕方ないので荻野川沿いの散歩コースを午後から歩くことにしました。
自宅に帰ってから、本年度文化庁芸術祭テレビドキュメンタリー部門大賞作品の、「ネットワークでつくる放射能汚染地図」というドキュメンタリー番組が再放送されていました。
その中で、放射能汚染地域の自宅に愛犬を残したまま避難してきた夫婦が、久しぶりに自宅に帰るシーンがあります。鎖を外された犬が最後に夫婦の車を必死で追いかけてくるのが辛いです。
テツのことを抱きかかえながら見ていました。
ちょうどその時間、 娘がバレンタインの手作りチョコを作っていました。
なんだか大変そうです。