まだ東丹沢には雪が積もっていそうです。あんまり山歩きの間隔が空くのも嫌なので今日は白山に行きました。
今日は飯山観音下の駐車場に車をとめて登ります。 白山は標高284メートルしかないので簡単に頂上まで行けますが、頂上からの眺望は抜群です。
七沢森林公園の順礼峠あたりから尾根伝いに登ると結構大変ですが、今日は一番楽な女坂から登っていきます。
予想通りほとんど雪がありませんが、こんなところもありました。
駐車場から30分ほどで頂上に着きました。鐘ヶ岳の向こうに雪で白くなった大山が見えます。
今日は鐘ヶ岳にしようか迷ったのですが、こうしてみると鐘ヶ岳の斜面にも雪が見えます。
無理しなくて正解でした。
アオキでしょうか、 白山神社の近くに赤い実を付けた木がありました。
花を付ける植物がほとんどないこの時期は赤い実が鮮やかに見えます。
日当たりの悪い場所は雪が残っています。
桜山の山頂から飯山白山森林公園の北口ゲートへ向かって下りていきます。
雪が残っていて滑りやすい場所もありました。
桜山山頂から50分ほどかかって飯山観音入口の 庫裡橋まで戻ってきました。
このあと引き離すのに大変でした。
飯山観音下の桜の広場のベンチでザックを下すと、テツが「なんかちょうだい」のポーズです。
テツにおやつをあげながらコンビニのおにぎりで今日の昼食を済ませました。
行動食として買ったアーモンドチョコレートを開けてみると、明らかに品質が劣化していて危なそうです。
今朝買ったばかりなので、帰りに返品に立ち寄りました。
店員さんの話によると、以前レジ周りに陳列していた際に、日が当たって変質したとのことでした。返金処理してもらいましたが、行動食のつもりで買ったので、ある程度の標高の山の上で食べようとしていたら大変でした。
広沢寺温泉の無料駐車場にジムニーを止めて、今日は日向山に向かいます。
駐車場から、二の足林道を400~500mくらい登ったところに日向山への分岐があります。
二の足林道の分岐から5分も進むと滑岩が見えてきます。
ここはロッククライミングの練習場所として知られています。
さらに3分ほど進むと大釜弁財天が見えてきます。
かつてはここで雨乞いが行われていたそうです。
沢の流れが岩の下を通っています。
『大釜』の名は、滝つぼが釜の形をしていることに由来するそうです。
沢沿いの林道の登り口から登山道を10分も登ると、日向山と見城山の間の鞍部に出ます。
ここから日向山の山頂を目指して登っていきます。
日向山の山頂には先ほどの鞍部から15分ほどで到着します。
山頂からは江ノ島方面が良く見えました。
先程の鞍部まで一旦戻って今度は反対側の見城山に登ります。日向山より急坂が多く、道がやや険しい印象です。
登山道に沿って張られたロープを掴みながら進んでいきます。
鞍部から7分ほどで頂上に着きました。
時間にすると短いのですが、急な登り坂で足が疲れてきました。
見城山の頂上からはスカイツリーが見えました。
さらによく見ると関東平野の向こうにうっすらと山が見えます。
カシミールで確認するとこれはやはり筑波山です。
厚木から筑波山を見るのは初めてです。
ジムニーを置いた広沢寺温泉の駐車場の脇に、この見城山への登山口があったので、そこに向かって下りはじめます。そこまで山頂から35分とあります。楽勝のはずです。
今まで登って来た道よりも急坂で険しい道を下ります。
途中には写真のような東丹沢特有のタマネギ石があちらこちらにあります。
久しぶりの山道で、その上かなりの急坂です。ペースが落ちた私のことをテツが振り返るようになります。
結局山頂の道標のとおり35分かかって駐車場に着きました。
今日はなんだか疲れました。テツも疲れたようなので夕方の散歩はお休みにします。
土曜日は午後になって雨が上がったので、小町神社から高松山までの尾根道を歩きました。
小町神社の隣で大きな樹が根っこから倒れてます。
1月に来たときにはこんなことはなかったので、台風のせいでしょうか。
雨上がりの落ち葉の上を歩くという滑りやすい状況で、こちらのスピードが遅いとテツが不満げに振り返ります。
オートバイを趣味にしていた時はオートバイ、自転車を趣味にしていた時は自転車と、移動の足となるツールばかり写真に撮っていましたが。散歩が趣味になってから、文字通り足であるはずのトレッキングシューズの写真は撮りません。
足がいつも乾いていて、どこにも痛みを感じないという、その存在を忘れられるような状況が、トレッキングシューズが性能を発揮しているということなのですが、そういう意味で言えばこの道具を意識することはほとんどありません。
この「モンベル GORE-TEX タイオガブーツ」を購入したことを2月3日にブログにアップしましたが、検索でこのブログに訪れる人のキーワードのトップはなぜかその「タイオガブーツ」です。
折角多くの方にご覧いただいているので、これまで10ヶ月使ってみての感想を言えば、街中から時々山の中まで入る私の使い方だと理想的なブーツです。特に山道を歩く時以外でも長距離の散歩は、このブーツを愛用しています。ミドルカットのブーツなので、普通の街歩きでも歩いた感じが自然で気に入っています。なによりも今日のような足元の状況が悪い時に本当に助かっています。
今考えるとこれ以前に使っていたトレッキングシューズは、長く歩いていると足の小指の外側が痛くなって来ましたが、そのことを疑問に思っていませんでした。
快適で疲れないので、震災後に一週間被災地支援に行った時にも、これを履いて行ったほど信頼しています。
台風のせいというより地盤自体が緩んでいるのでしょうか。
今日は時間がないので、途中で車道に向かって尾根から降りてきたら、突然大きな犬に吠えられてびっくりしました。
テツも全く油断していて、この犬の犬小屋のあるフェンス沿いを歩いて来て、突然出くわす形になってしまいました。
よく見るとかわいい顔ですが、とにかく巨大です。
車道から高松山に向けて登ります。
ここでも大きな樹が根をむき出しにして倒れています。そのせいで階段も破壊されています。
志田峠に行ったときにはテツが遅いのでイライラしましたが、こういうキツイ登りは完全にこちらが置いていかれます。テツが何度もこちらを振り返ります。
頂上に付いた時には汗が目に入るほど流れ落ちています。
たったの標高146mです。もう少し体重を減らさないと、冬の山歩きが始められません。