★注意:本記事はWindowsの自作セットアップや、
diskpartコマンドなどを間違いなく打ち込んで間違いなく
処理できる"中の上"級者~上級者向けのコンテンツである。
★以下のコマンドは全て極めて強力であり、
1文字の入力ミスや判断ミスにより、
一瞬でPCの全内容が消去される恐れがある。
中級者以下は避ける方が望ましい
具体的には、こちらの記事
USBメモリ等のUEFI等の保護パーティションを強制的に削除する方法
を難なくこなせるレベルのスキルを前提としている。
以下、警告や確認の注意書きは簡便のため省略するので
そのつもりで自己責任で利用されたい。
もちろん以下の処置を実質する前に可能であれば
データ抜出バックアップは事前に済ませておくべきだが、そう言う事も
逐一の説明はしない。
【以下、仰々しい煽り文句とは裏腹に余談、備忘録、殴り書きレベルである】
(現象)
(a) 物凄く数か月以上レベルの久しぶりにSSD1台だけPCに繋いで起動すると
BIOS/UEFIレベルで"bootセクタねえぞ"のあの英語メッセージが出て起動しない。
(b) 対象OSはWindows 8.1、たしかUEFIインストールしたと思う。
MBRディスクかGPTディスクかは調べてない・調べなかった(←おいおい)
(b-1) もの凄くよくあるパターンはBIOS/UEFIの設定が飛んでいて
さらに物凄くよくあるパターンはSATAがAHCIでは無くIDEモード等に
なっている場合だが、どうもそうでは無いようだし、ちゃんと認識されていて
SSDのUEFIエントリ(Window Boot Managerなど)も認識されている。
(c) 面倒くさいなあと外付けUSBの光学ドライブと、Windows8.1のインストール
CD-R (ブート可能な奴、製品版Win 8 CDと同等の)をホコリの山から
苦労して引っ張り出して、繋いでBIOS/UEFIから、そのCDをUEFI起動する
(d) 起動したらコンピュータを修復する、から深いメニュー階層を辿って、
「スタートアップを修復する」のようなオプションを実行する。
するとエラーが出て修復できませんでしたと言い訳をしてくる。
(e) 仕方ないので同回復メニューの深いメニュー階層にあるシステムの復元を
試して復元実行する。そして「光学ドライブつなげたまま」再起動すると
めでたく Windows 8.1 が起動した!
(f) しかし、光学ドライブを外して、普通に電源オフオンから起動すると
依然として(a)のエラーが出るのである。
(g) しかも、BIOS/UEFIから"UEFI:Windows Boot Manager"のようなエントリを
選択して直接ブートさせると、Windowsがちゃんと起動するのである。
調べたところ、どうもUEFI起動回りが不良なのでは無いかと思いつく
(ウソ:これは結果論後付けで理解した)
(劇薬対処レベル1)
(1-a) インストールCDのコンピュータを修復する、から深いメニュー階層を辿って
「コマンドプロンプト」を起動する。
★以下の劇薬対処シリーズではこの(1-a)の操作は全て共通なので省略する。
(1-b) bootrec /fixmbr
(1-c) bootrec /fixboot
(1-d) bootrec /rebuildbcd
exit
を打って再起動して試す。以下、この文章も省略する。
(劇薬対処レベル2)
※レベル1でもダメな場合。以下同順にレベルが上がっていくので、
この文章も省略する。
(1-a) 同様
(2-b) bcdboot c:\Windows /l ja-jp
※/l の l は小文字のエル
(劇薬対処レベル3)
※ここまで来てダメだと、EFIシステムパーティションの中身が
壊れているか、もっと酷い状態の可能性が高い。
※EFIシステムパーティションとは?
・ブートドライブ(c:)のパーティションを見た時に、FAT(32)フォーマットで
100MB - 200MB のパーティションであり、"EFI システムパーティション"と
いうラベルが付いてるパーティションの事である。
・以降はこのEFIシステムパーティションを直接いじくって修復する試みである。
(1-a) 同様
(3-b) diskpart
(3-c) list volume
(3-d) volumeごとに表示される情報から、EFI システムパーティションらしき
パーティションを探す。実例および以下では、それを Volume 3 だとして扱う。
※パーティションの中身のフォルダ構造を見れば当たりはつくと思う
(3-e) select volume 3
(3-f) assign letter=r:
(3-g) exit
※diskpartを抜けている。
(3-h) r:
(3-i) 以下適宜、'dir /a:h' コマンドで中身を確認しながら行うこと。
(3-j) CD EFI/Microsoft/Boot
(3-k) ren BCD BCD.bak
(3-l) bootrec /fixboot
(3-m) bcdboot c:\Windows /l ja-JP /s r: /f ALL
(3-n) exit
(劇薬対処レベル4)
(1-a) 同様
(3-b) から (3-g) まで 同様
(4-h) r:
(4-i) 以下適宜、'dir /a:h' コマンドで中身を確認しながら行うこと。
(4-j) bcdedit /export \bcdbackup
(4-k) attrib \boot\bcd -h -r -s
(4-l) ren \boot\bcd bcd.old
(4-m) bootrec /rebuildbcd
(4-n) exit
(劇薬対処レベル5)
(1-a) 同様
(3-b) から (3-g) まで 同様
(5-h) r:
(5-i) 以下適宜、'dir /a:h' コマンドで中身を確認しながら行うこと。
(5-j) bcdboot c:\windows /l ja-JP r: /f ALL
(5-k) bcdedit /createstore r:\boot\bcd.temp
(5-l) bcdedit /store r:\boot\bcd.temp /create {bootmgr} /d "Windows Boot Manager"
※ここはもしもの時のために "Windows Boot Manager2"にしといても(任意)
(5-m) bcdedit /import b:\boot\bcd.temp
(5-n) bootrec /scanos
(5-o) bootrec /rebuildbcd
(5-p) exit
(打ち止め)
ここまでやってると何となく分かると思うが、
Windowsのインストールのスキャンは成功しました。
Windowsのインストールとして認識された合計数:1
[1] C:\Windows
インストールをブート一覧に追加しますか?Yes/No/All:
このような表示が出れば成功である。Yを押して実行、再起動すれば
普通に起動するようになると思う。
Windows のインストールとして認識された合計数:0
このような表示は失敗、負けパターンである。
レベル5まで正しくやってもダメだったら、諦めて
フォーマット(もちろんデータ抜出バックアップは事前にやる!)
⇒クリーン再インストールが速い気もする。
自分はレベル5で成功したんでそこで打ち止めとなった。
もっと調べればBIOS/UEFIのNVRAMとの内容不整合とか
色々あるみたいだが…
【参考文献 / Special Thanks To】
・パソコン教室&パソコン修理のモルモットパソコン - 2. Windowsが起動しない
・Tipstour - Windows7が起動しなくなったので、ブートセクタを修復してみました。 その2 『diskpartコマンドでの修復』
・Minitool Partition Wizard > Disk Recovery > 解決済み|Windows のインストールとして認識された合計数:0
・Windows 8.1のノートブックPCで、BCDが壊れて"0x00000034"で起動しない - なかさんの ベートーヴェン勝手解説大全集
・UEFI環境でのBOOT修復(Windows Boot Managerが表示されない場合) - Solomonレビュー[redémarrage]
・Windows10が起動出来なくなったため、色々試しました。 - Yahoo知恵袋
以上
diskpartコマンドなどを間違いなく打ち込んで間違いなく
処理できる"中の上"級者~上級者向けのコンテンツである。
★以下のコマンドは全て極めて強力であり、
1文字の入力ミスや判断ミスにより、
一瞬でPCの全内容が消去される恐れがある。
中級者以下は避ける方が望ましい
具体的には、こちらの記事
USBメモリ等のUEFI等の保護パーティションを強制的に削除する方法
を難なくこなせるレベルのスキルを前提としている。
以下、警告や確認の注意書きは簡便のため省略するので
そのつもりで自己責任で利用されたい。
もちろん以下の処置を実質する前に可能であれば
データ抜出バックアップは事前に済ませておくべきだが、そう言う事も
逐一の説明はしない。
【以下、仰々しい煽り文句とは裏腹に余談、備忘録、殴り書きレベルである】
(現象)
(a) 物凄く数か月以上レベルの久しぶりにSSD1台だけPCに繋いで起動すると
BIOS/UEFIレベルで"bootセクタねえぞ"のあの英語メッセージが出て起動しない。
(b) 対象OSはWindows 8.1、たしかUEFIインストールしたと思う。
MBRディスクかGPTディスクかは調べてない・調べなかった(←おいおい)
(b-1) もの凄くよくあるパターンはBIOS/UEFIの設定が飛んでいて
さらに物凄くよくあるパターンはSATAがAHCIでは無くIDEモード等に
なっている場合だが、どうもそうでは無いようだし、ちゃんと認識されていて
SSDのUEFIエントリ(Window Boot Managerなど)も認識されている。
(c) 面倒くさいなあと外付けUSBの光学ドライブと、Windows8.1のインストール
CD-R (ブート可能な奴、製品版Win 8 CDと同等の)をホコリの山から
苦労して引っ張り出して、繋いでBIOS/UEFIから、そのCDをUEFI起動する
(d) 起動したらコンピュータを修復する、から深いメニュー階層を辿って、
「スタートアップを修復する」のようなオプションを実行する。
するとエラーが出て修復できませんでしたと言い訳をしてくる。
(e) 仕方ないので同回復メニューの深いメニュー階層にあるシステムの復元を
試して復元実行する。そして「光学ドライブつなげたまま」再起動すると
めでたく Windows 8.1 が起動した!
(f) しかし、光学ドライブを外して、普通に電源オフオンから起動すると
依然として(a)のエラーが出るのである。
(g) しかも、BIOS/UEFIから"UEFI:Windows Boot Manager"のようなエントリを
選択して直接ブートさせると、Windowsがちゃんと起動するのである。
調べたところ、どうもUEFI起動回りが不良なのでは無いかと思いつく
(ウソ:これは結果論後付けで理解した)
(劇薬対処レベル1)
(1-a) インストールCDのコンピュータを修復する、から深いメニュー階層を辿って
「コマンドプロンプト」を起動する。
★以下の劇薬対処シリーズではこの(1-a)の操作は全て共通なので省略する。
(1-b) bootrec /fixmbr
(1-c) bootrec /fixboot
(1-d) bootrec /rebuildbcd
exit
を打って再起動して試す。以下、この文章も省略する。
(劇薬対処レベル2)
※レベル1でもダメな場合。以下同順にレベルが上がっていくので、
この文章も省略する。
(1-a) 同様
(2-b) bcdboot c:\Windows /l ja-jp
※/l の l は小文字のエル
(劇薬対処レベル3)
※ここまで来てダメだと、EFIシステムパーティションの中身が
壊れているか、もっと酷い状態の可能性が高い。
※EFIシステムパーティションとは?
・ブートドライブ(c:)のパーティションを見た時に、FAT(32)フォーマットで
100MB - 200MB のパーティションであり、"EFI システムパーティション"と
いうラベルが付いてるパーティションの事である。
・以降はこのEFIシステムパーティションを直接いじくって修復する試みである。
(1-a) 同様
(3-b) diskpart
(3-c) list volume
(3-d) volumeごとに表示される情報から、EFI システムパーティションらしき
パーティションを探す。実例および以下では、それを Volume 3 だとして扱う。
※パーティションの中身のフォルダ構造を見れば当たりはつくと思う
(3-e) select volume 3
(3-f) assign letter=r:
(3-g) exit
※diskpartを抜けている。
(3-h) r:
(3-i) 以下適宜、'dir /a:h' コマンドで中身を確認しながら行うこと。
(3-j) CD EFI/Microsoft/Boot
(3-k) ren BCD BCD.bak
(3-l) bootrec /fixboot
(3-m) bcdboot c:\Windows /l ja-JP /s r: /f ALL
(3-n) exit
(劇薬対処レベル4)
(1-a) 同様
(3-b) から (3-g) まで 同様
(4-h) r:
(4-i) 以下適宜、'dir /a:h' コマンドで中身を確認しながら行うこと。
(4-j) bcdedit /export \bcdbackup
(4-k) attrib \boot\bcd -h -r -s
(4-l) ren \boot\bcd bcd.old
(4-m) bootrec /rebuildbcd
(4-n) exit
(劇薬対処レベル5)
(1-a) 同様
(3-b) から (3-g) まで 同様
(5-h) r:
(5-i) 以下適宜、'dir /a:h' コマンドで中身を確認しながら行うこと。
(5-j) bcdboot c:\windows /l ja-JP r: /f ALL
(5-k) bcdedit /createstore r:\boot\bcd.temp
(5-l) bcdedit /store r:\boot\bcd.temp /create {bootmgr} /d "Windows Boot Manager"
※ここはもしもの時のために "Windows Boot Manager2"にしといても(任意)
(5-m) bcdedit /import b:\boot\bcd.temp
(5-n) bootrec /scanos
(5-o) bootrec /rebuildbcd
(5-p) exit
(打ち止め)
ここまでやってると何となく分かると思うが、
Windowsのインストールのスキャンは成功しました。
Windowsのインストールとして認識された合計数:1
[1] C:\Windows
インストールをブート一覧に追加しますか?Yes/No/All:
このような表示が出れば成功である。Yを押して実行、再起動すれば
普通に起動するようになると思う。
Windows のインストールとして認識された合計数:0
このような表示は失敗、負けパターンである。
レベル5まで正しくやってもダメだったら、諦めて
フォーマット(もちろんデータ抜出バックアップは事前にやる!)
⇒クリーン再インストールが速い気もする。
自分はレベル5で成功したんでそこで打ち止めとなった。
もっと調べればBIOS/UEFIのNVRAMとの内容不整合とか
色々あるみたいだが…
【参考文献 / Special Thanks To】
・パソコン教室&パソコン修理のモルモットパソコン - 2. Windowsが起動しない
・Tipstour - Windows7が起動しなくなったので、ブートセクタを修復してみました。 その2 『diskpartコマンドでの修復』
・Minitool Partition Wizard > Disk Recovery > 解決済み|Windows のインストールとして認識された合計数:0
・Windows 8.1のノートブックPCで、BCDが壊れて"0x00000034"で起動しない - なかさんの ベートーヴェン勝手解説大全集
・UEFI環境でのBOOT修復(Windows Boot Managerが表示されない場合) - Solomonレビュー[redémarrage]
・Windows10が起動出来なくなったため、色々試しました。 - Yahoo知恵袋
以上