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Windows 2000/XP→→7、8→8,1、10(無料3台+有料1台(メイン))な暇人のブログです。

USBメモリ等のUEFI等の保護パーティションを強制的に削除する方法

2021-01-14 13:50:50 | PCメモ&その他
(現象)
memtest86その他のツールによって、USBメモリにブート用の
メモリテストツールをインストールした場合、
それ以降、Windows等の標準ツール(Windows ディスクの管理)等で
当該パーティションを完全に削除できず、ゴミが残る

(説明)
これはEFIパーティションで、保護されているパーティションである。
そのため、Windows ディスクの管理 ツールでは削除できない。

(目的)
上記のようなパーティションを完全に削除し、USBメモリのディスク単位で
全体を完全に未割当にする。

(方法)
★以下のコマンドは極めて強力であり、1文字の入力ミスや判断ミスにより、
 一瞬でPCの全内容が消去される恐れがある。
 そのため十分に注意して使用すること。中級者以下は避ける方が望ましい
※下記で「確認すること」とは、しつこいぐらいに綿密に何度も
 確認することを意味する。
 間違えると本当にしぬので、PCの全内容が消えても誰も一切責任を持たない。
 自己責任で。

(手順)
(0) 前提:ディスクの管理で削除できるパーティションは、予め全て削除しておく。

(1)
管理者権限でコマンドプロンプト起動

(2)
# diskpart

(3)
list disk

(4)
ディスク 0、ディスク 1、ディスク 2、...のように列挙されるので、
USBメモリのディスクの番号を容量等から、間違いなく確認する。
以下は "ディスク 2"がUSBメモリと仮定する。

(5)
select disk 2

(6) 次を実行し、ディスク2 の左の行頭に * が1つ付いてる事を確認する。
list disk

(6-2) 飛ばしても良いが、次のコマンドで選択中のディスク情報が出るので
  参考にする
detail disk

(7)
list partition

(8)
Partition 2..等のように列挙されている筈である。前提(0)は熟読確認。
やってないなら、exitコマンドを入力し、削除し、最初からやり直す。
以下は "Partition 2"がUSBメモリの消えないEFIパーティションだと仮定する。

(9)
select partition 2

(10) 次を実行し、"Partition 2" の左の行頭に * が1つ付いてる事を確認する。
list partition

(11)
(12)のコマンドを入力すると、確認無しで対象が全消去されるので、
最終確認すること。

(12)
delete partition override

(13) 処理完了。
exit

(14) 終わったら、Windows ディスクの管理を起動しなおして状況を確認する。

以上


【追記】

(現象)SDカード等で、Windows ディスクの管理等で特に異常が無く
 完全にカラ状態のdiskであり、
 しかも diskpartで情報を見ても特に有効なpartitionも残っていないが、
 とにかくWindows ディスクの管理等で新たな
 シンプルボリュームの作成が出来ない

(対処)SDカード等のMBRを上書きして強制的に初期化する。

(手順)

(追記-1)本文手順の 0.から 6-2. までを全て行い、確認する。

(追記-2)必ずもう一度 6. と 6-2. を実行し、確認する。

(追記-3)次のコマンドを入力すると、確認無しで対象が完全初期化されるので、最終確認。
clean

※disk selectを間違えると全て一瞬で消える。

(追記-4)あとは本文 13. と 14. を行う。

【考察】
「追記」のような現象は、他のOS(Androidなど)にSDカードを
マウントして使用した時に起こりやすいようだ。

以上

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