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Windows Virtual PC (FD無し) で Windows 98 をセットアップ

2010-05-29 15:55:11 | PCメモ&その他
Windows Virtual PC (FD無し環境) で Windows 98/Me 以前 をセットアップする方法です。

既に先人たちが Virtual PC 2007 などで色々試されているので、
ここでは Windows Virtual PC (Windows 7 専用)で Windows 98 以前 をセットアップする場合の Tips に絞って記述します。(3.1/95 あたりでも多分同じかと。Me は未テスト)

【VM(仮想マシン) の作成】
・まず、スタートメニューから Windows Virtual PC を選び、仮想マシンの作成を選ぶ。
・仮想マシンの名前は適当に付けます。仮想マシン ファイル (.vmc) の置き場所はメモしてください。
・メモリ:64 MB (少なめに)
・ネットワーク:「…ネットワーク接続を使用する」はOFF。
 (※ obsolete OS なのでセキュリティパッチが出てません。ネットワークの接続や、
  ダウンロードソフトウェア導入は禁物ですね。ゲーム限定が良いでしょう)
・仮想ハードディスクの追加で、詳細オプションを使用して…を選ぶ。
・仮想ハードディスクの種類は、容量可変でOKでしょう。
・仮想ハードディスクの名前も、適当に付けます。仮想ハードディスク (.vhd) の置き場所も、
 メモしてください。
・容量は 1024MB ぐらいが良いでしょう。

【VMの設定】
できた仮想マシンへのショートカット (? *.vmcx) を右クリック→設定を選ぶ。
ここの設定 (.vmc) 。

・DVDドライブ:物理ドライブ

おおよそ設定済みのはずなので、確認して、OKを選ぶ。

【仮想FDを設定したブータブルCD の準備】
これは、先人たちが色々試しているようなので、省略します。
CD-R ライターに、ブータブルCD (El Torito) を作成する機能があり、
そのブータブルCD の FDイメージに、Windows 98 起動フロッピーの内容を作りこんでいます。
作り込みの内容については、MS-DOS 周辺の知識(昔取った杵柄)が必要なので、割愛。
※FDイメージは起動FDである必要があります。
※himem.sys とCD-ROM ドライバー組み込み (config.sys) など。
※fdisk.com sys.com も必須。

【VMの起動】
・ブータブルCD の準備ができたら、まずは光学ドライブに「挿入せずに」、
 VM を .vmc ファイルから起動します。
・この時、起動すると同時に、VM の画面に対して Del キーを連打してください。
 VM の画面が、いきなり BIOS SETUP UTILITY に入るはずです。
(BIOS SETUP UTILTY が起動せず、NICから起動しようとしている画面 (DHCP...) に
 なった場合には:
 VM のウィンドウのタイトルバー直下にある、 Ctrl+Alt+Del のボタンを押して、
 Del キーを連打してください。)

・この時点で、ブータブルCD を光学ドライブに挿入しておきます。

・ブート順序を変更しますので、カーソルキー(左右)を操作して、 Boot を選び、
 Boot Device Securtiy が白く反転してるところで Enter キーを押す。
・1st Boot Device を CDROM、2nd Boot Device を Hard Drive、
 3rd と 4th は Disabled に設定します。
・Esc キーを1回だけ押すと直前のメニューに戻るので、Exit を選び
 Exit Saving Changes を選んで Enter キーを押す。
 Save configuration changes and exit now? と出るので [Ok] で Enter。
・するとブータブルCD から起動します。

・ここから DOS 上に Windows 9x 系をセットアップする時のお決まりで、
 fdisk /mbr → fdisk でパーティションを切る。再起動。(Ctrl+Alt+Del のボタン)
・format c: /q → sys c: これで C ドライブが DOS から利用可能に。
・Windows 98 CD-ROM を光学ドライブに挿入し、そこの setup.exe を実行。

・これで無事 セットアップが始まるはずです。
・Windows 98 のプロダクトキーと、Windows 98 がアップグレードの場合には
 Windows 95 の CD 等が必要になります。
・Windows 98 の場合、セットアップ中に2~3度ぐらい再起動を繰り返します。

【Windows 98 の起動後】
・セットアップが終わったら、起動の際に、Del キーを連打し、BIOS SETUP UTILTY で
 1st Boot Device を Hard Drive、2nd 以降を Disabled にしておくと良いでしょう。
・CD の自動再生を止める場合、この時代の OS は、デバイスマネージャーの
 CDドライブのプロパティから設定します。
・何故かネットワークデバイスも検出されますが、使用不可にしておくと良いでしょう。
・お好みで Windows 98 Y2K Update(!)も掛けてみよう。
・Windows 98 SE を入れる場合、さらに SEのプロダクトキーも必要に。

以上
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