Windows Virtual PC (FD無し環境) で Windows 98/Me 以前 をセットアップする方法です。
既に先人たちが Virtual PC 2007 などで色々試されているので、
ここでは Windows Virtual PC (Windows 7 専用)で Windows 98 以前 をセットアップする場合の Tips に絞って記述します。(3.1/95 あたりでも多分同じかと。Me は未テスト)
【VM(仮想マシン) の作成】
・まず、スタートメニューから Windows Virtual PC を選び、仮想マシンの作成を選ぶ。
・仮想マシンの名前は適当に付けます。仮想マシン ファイル (.vmc) の置き場所はメモしてください。
・メモリ:64 MB (少なめに)
・ネットワーク:「…ネットワーク接続を使用する」はOFF。
(※ obsolete OS なのでセキュリティパッチが出てません。ネットワークの接続や、
ダウンロードソフトウェア導入は禁物ですね。ゲーム限定が良いでしょう)
・仮想ハードディスクの追加で、詳細オプションを使用して…を選ぶ。
・仮想ハードディスクの種類は、容量可変でOKでしょう。
・仮想ハードディスクの名前も、適当に付けます。仮想ハードディスク (.vhd) の置き場所も、
メモしてください。
・容量は 1024MB ぐらいが良いでしょう。
【VMの設定】
できた仮想マシンへのショートカット (? *.vmcx) を右クリック→設定を選ぶ。
ここの設定 (.vmc) 。
・DVDドライブ:物理ドライブ
おおよそ設定済みのはずなので、確認して、OKを選ぶ。
【仮想FDを設定したブータブルCD の準備】
これは、先人たちが色々試しているようなので、省略します。
CD-R ライターに、ブータブルCD (El Torito) を作成する機能があり、
そのブータブルCD の FDイメージに、Windows 98 起動フロッピーの内容を作りこんでいます。
作り込みの内容については、MS-DOS 周辺の知識(昔取った杵柄)が必要なので、割愛。
※FDイメージは起動FDである必要があります。
※himem.sys とCD-ROM ドライバー組み込み (config.sys) など。
※fdisk.com sys.com も必須。
【VMの起動】
・ブータブルCD の準備ができたら、まずは光学ドライブに「挿入せずに」、
VM を .vmc ファイルから起動します。
・この時、起動すると同時に、VM の画面に対して Del キーを連打してください。
VM の画面が、いきなり BIOS SETUP UTILITY に入るはずです。
(BIOS SETUP UTILTY が起動せず、NICから起動しようとしている画面 (DHCP...) に
なった場合には:
VM のウィンドウのタイトルバー直下にある、 Ctrl+Alt+Del のボタンを押して、
Del キーを連打してください。)
・この時点で、ブータブルCD を光学ドライブに挿入しておきます。
・ブート順序を変更しますので、カーソルキー(左右)を操作して、 Boot を選び、
Boot Device Securtiy が白く反転してるところで Enter キーを押す。
・1st Boot Device を CDROM、2nd Boot Device を Hard Drive、
3rd と 4th は Disabled に設定します。
・Esc キーを1回だけ押すと直前のメニューに戻るので、Exit を選び
Exit Saving Changes を選んで Enter キーを押す。
Save configuration changes and exit now? と出るので [Ok] で Enter。
・するとブータブルCD から起動します。
・ここから DOS 上に Windows 9x 系をセットアップする時のお決まりで、
fdisk /mbr → fdisk でパーティションを切る。再起動。(Ctrl+Alt+Del のボタン)
・format c: /q → sys c: これで C ドライブが DOS から利用可能に。
・Windows 98 CD-ROM を光学ドライブに挿入し、そこの setup.exe を実行。
・これで無事 セットアップが始まるはずです。
・Windows 98 のプロダクトキーと、Windows 98 がアップグレードの場合には
Windows 95 の CD 等が必要になります。
・Windows 98 の場合、セットアップ中に2~3度ぐらい再起動を繰り返します。
【Windows 98 の起動後】
・セットアップが終わったら、起動の際に、Del キーを連打し、BIOS SETUP UTILTY で
1st Boot Device を Hard Drive、2nd 以降を Disabled にしておくと良いでしょう。
・CD の自動再生を止める場合、この時代の OS は、デバイスマネージャーの
CDドライブのプロパティから設定します。
・何故かネットワークデバイスも検出されますが、使用不可にしておくと良いでしょう。
・お好みで Windows 98 Y2K Update(!)も掛けてみよう。
・Windows 98 SE を入れる場合、さらに SEのプロダクトキーも必要に。
以上
既に先人たちが Virtual PC 2007 などで色々試されているので、
ここでは Windows Virtual PC (Windows 7 専用)で Windows 98 以前 をセットアップする場合の Tips に絞って記述します。(3.1/95 あたりでも多分同じかと。Me は未テスト)
【VM(仮想マシン) の作成】
・まず、スタートメニューから Windows Virtual PC を選び、仮想マシンの作成を選ぶ。
・仮想マシンの名前は適当に付けます。仮想マシン ファイル (.vmc) の置き場所はメモしてください。
・メモリ:64 MB (少なめに)
・ネットワーク:「…ネットワーク接続を使用する」はOFF。
(※ obsolete OS なのでセキュリティパッチが出てません。ネットワークの接続や、
ダウンロードソフトウェア導入は禁物ですね。ゲーム限定が良いでしょう)
・仮想ハードディスクの追加で、詳細オプションを使用して…を選ぶ。
・仮想ハードディスクの種類は、容量可変でOKでしょう。
・仮想ハードディスクの名前も、適当に付けます。仮想ハードディスク (.vhd) の置き場所も、
メモしてください。
・容量は 1024MB ぐらいが良いでしょう。
【VMの設定】
できた仮想マシンへのショートカット (? *.vmcx) を右クリック→設定を選ぶ。
ここの設定 (.vmc) 。
・DVDドライブ:物理ドライブ
おおよそ設定済みのはずなので、確認して、OKを選ぶ。
【仮想FDを設定したブータブルCD の準備】
これは、先人たちが色々試しているようなので、省略します。
CD-R ライターに、ブータブルCD (El Torito) を作成する機能があり、
そのブータブルCD の FDイメージに、Windows 98 起動フロッピーの内容を作りこんでいます。
作り込みの内容については、MS-DOS 周辺の知識(昔取った杵柄)が必要なので、割愛。
※FDイメージは起動FDである必要があります。
※himem.sys とCD-ROM ドライバー組み込み (config.sys) など。
※fdisk.com sys.com も必須。
【VMの起動】
・ブータブルCD の準備ができたら、まずは光学ドライブに「挿入せずに」、
VM を .vmc ファイルから起動します。
・この時、起動すると同時に、VM の画面に対して Del キーを連打してください。
VM の画面が、いきなり BIOS SETUP UTILITY に入るはずです。
(BIOS SETUP UTILTY が起動せず、NICから起動しようとしている画面 (DHCP...) に
なった場合には:
VM のウィンドウのタイトルバー直下にある、 Ctrl+Alt+Del のボタンを押して、
Del キーを連打してください。)
・この時点で、ブータブルCD を光学ドライブに挿入しておきます。
・ブート順序を変更しますので、カーソルキー(左右)を操作して、 Boot を選び、
Boot Device Securtiy が白く反転してるところで Enter キーを押す。
・1st Boot Device を CDROM、2nd Boot Device を Hard Drive、
3rd と 4th は Disabled に設定します。
・Esc キーを1回だけ押すと直前のメニューに戻るので、Exit を選び
Exit Saving Changes を選んで Enter キーを押す。
Save configuration changes and exit now? と出るので [Ok] で Enter。
・するとブータブルCD から起動します。
・ここから DOS 上に Windows 9x 系をセットアップする時のお決まりで、
fdisk /mbr → fdisk でパーティションを切る。再起動。(Ctrl+Alt+Del のボタン)
・format c: /q → sys c: これで C ドライブが DOS から利用可能に。
・Windows 98 CD-ROM を光学ドライブに挿入し、そこの setup.exe を実行。
・これで無事 セットアップが始まるはずです。
・Windows 98 のプロダクトキーと、Windows 98 がアップグレードの場合には
Windows 95 の CD 等が必要になります。
・Windows 98 の場合、セットアップ中に2~3度ぐらい再起動を繰り返します。
【Windows 98 の起動後】
・セットアップが終わったら、起動の際に、Del キーを連打し、BIOS SETUP UTILTY で
1st Boot Device を Hard Drive、2nd 以降を Disabled にしておくと良いでしょう。
・CD の自動再生を止める場合、この時代の OS は、デバイスマネージャーの
CDドライブのプロパティから設定します。
・何故かネットワークデバイスも検出されますが、使用不可にしておくと良いでしょう。
・お好みで Windows 98 Y2K Update(!)も掛けてみよう。
・Windows 98 SE を入れる場合、さらに SEのプロダクトキーも必要に。
以上