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シュガー社員

2008年05月15日 | 前ブログ フォーカス27「時空の先」

「今日の一言」カテで、
昨日「悪しき風潮」という以前からの下書きをUPしたんだけど、

今、netを見てたら、偶然、こんな記事が昨日出てたらしい。

 

増殖し続けるシュガー社員が会社を溶かす!

なんとタイムリーな!

<記録用に全文引用> 
シュガー社員とは砂糖のように自分に甘く、自立心に乏しい社員を指す。ブログなど、インターネット上でも「シュガー社員」という言葉が定着している。果たして、その「シュガー社員」の実態とは?

 あるOA機器販売店の話。社員Aさんが突如退職をすることになったのは上司に叱られたことがきっかけだ。ヘソを曲げてから1日も会社に出て来ない。しかも、退職する当日、会社に現れたのは母親だ。手渡された菓子袋には、手土産ではなくAさんの制服が入っていた。

この「シュガー社員」の名付け親は、「田北社会保険労務士事務所」所長の田北百樹子氏だ。

 社会保険労務士である田北氏は、中小企業経営者や人事担当者などに対するコンサルティング業務も行っている。企業からの「困った」という声を元に、昨年10月に発刊されたのが『シュガー社員が会社を溶かす』(ブックマン社刊)。

 シュガー社員の事例だけでなく、面接時の見分け方から上司や経営者の対処方法まで、法的に認められない事項などの注意点も含めて解説している。先の事例も田北氏に寄せられた相談のひとつだ。

 田北氏はシュガー社員を5つのパターンに分類し解説しているが、なかでも印象的なのが「ヘリ親依存型シュガー社員」。ヘリ親というのはヘリコプター・ペアレンツといって過保護な親を意味する。ヘリコプターのように子供の上空でボバリングし、子供に不都合が発生するとすぐさま垂直降下することからこの名前がついたのだ。

 ヘリ親依存型シュガー社員に頭を痛めている企業は田北氏の事例だけではない。

「新入社員がカッターで指を切ったら親からクレームが来たので驚いた。昔だったらありえない」(電機メーカー/管理者)。

 そのほか、残業をさせたら親から問い合わせの電話がかかってきた、勤務中に親とメールのやり取りを頻繁に行っている社員がいるなど。

 シュガー社員を非難するのはたやすいが、そもそもその背後には親が存在し、影響を与えているところに問題の複雑さがある。

企業はシュガー社員だけでなく、親をもセットで対処を考えなければならないのだ。

社員本人と一対一の関係に、親という第三者が絡むのが当たり前という時代が来るのかもしれない。その兆候がヘリ親依存型シュガー社員に見え隠れする。

 

この記事では、そんな「シュガー社員」(こう呼んでいるらしい)に困ったとしか書いてないが、


私の言いたいのは、

それを、上司や経営者が保護した日にゃぁ、

どうしようもないですよ!と。



カンブリア宮殿の「名言」に、

「会社はトップから腐る」

というのが名言大賞になっていたが、

正にその通りで、

そんな「シュガー社員」をかばう上司やトップって、その典型だと思う訳です。

 

出来る奴が出来ない奴の分まで背負うっていうのは「腐ったリンゴ」で前にも書いたけど、

それは「仕事上」のスキルであって、ある程度は仕方ない部分もあると思うんですが、

ストレスとか、忍耐力(と呼べる程でもない)とかに対して「弱い」人は、

その根本を直さない事には、スキルアップしようにも何にも進めない訳ですから、

大問題だと思うんですね。


そして、記事通り、そういう人が増えている。

それと関係するのかしないのか分からないが、

心の病になる人、なる手前の人、

そういう人も増えています。


 

嘆くばかりでなく、

そういう人達に、

どう気付いて貰うか、

どう変わるきっかけを作るか、

そして、どうフォロー出来るか、

私の偉そうな「今日の一言」は、

そんな意味でもあったりします。 


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