ENBLOG

TANAKAHAN日々思った事を綴ってみたりして

5月が憂鬱な理由

2024-05-09 23:24:39 | Weblog

5月だというのに朝の気温が8℃という肌寒さ。日中22℃まで上がって久しぶりに陽射しを感じたが、こんな温度差では体調崩す人もいるし、プランター植物の生育にも影響する。中国の異常気象ほどではないにせよ、何だか不自然な気候が続く。

5月と言えば各種納税の季節。裏金脱税をする国会議員が全く裁かれない姿を見ていると本当に納税するのがバカバカしく思えてくる。その中で一番腹立たしいのが二重課税問題だ。なぜこのような現象が起きるのか。その理由は様々あり、それを分かり易く説明するYouTubeチャンネルがあった。

税金は「所得」から「消費」、「資産」に至るまで、何に対しても課税される。その税金の種類も「国税」「地方税」「市町村税」で細分化され、課税する所轄も違う。国税は財務省、地方税は総務省、社会保険は厚労省、そして新たに作られた子ども家庭庁でも「子育て支援金」という名の課税が作られた。「縦割り行政」ゆえに、他省庁がどんな税金を掛けても、自省庁は別に税金を掛けるため、同じ所得、同じ資産に対し重複課税される問題点が起きる。消費税一つを取っても、国税(財務省)の消費税と地方税(総務省)の地方消費税という具合に、重複している。しかも国民健康保険、国民年金、介護保険、子育て支援金といった「税金」と呼ばない税もある。これらが二重課税という大きな問題を生じさせる。

このように課税の棲み分けが出来ていない国は先進国では日本だけらしい。諸外国のように「歳入庁」のような省庁を作り、税の徴収を一元化すれば二重課税のないシンプルな課税制度となり、無駄を省略できると言われている。日本人の蓄財が30年間増えないのは、財務の元締めである財務省が原因だろう。国民から蓄財を搾り取る事ばかり考えないで、もっと国力を上げるために知恵を絞れと言いたくなる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 教訓にすべき | トップ | 探り合い »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事