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TANAKAHAN日々思った事を綴ってみたりして

簡単に見えて難しい

2024-05-03 23:58:06 | Weblog

先日行われた議員の補欠選挙での様々な動向を見ていたが、公選法に抵触する様々な違法行為を行っていた候補者がいた事を後から知らされる。東京15区では街頭演説で聴衆に向けた演説を行う候補者に対し、明らかな選挙妨害と言える騒音騒ぎや恫喝を行う候補者がいたり、島根1区では当選した立憲民主党の候補者が公選法違反となる有権者への戸別訪問を行っていた。立候補する上でそういうルールは事前に知らされる事だから知らなかったでは済まされないし、こういう場合、妨害工作を金で雇われたような奴、金と組織力に物を言わせて票を集める奴は、公民権剥奪や当選無効にするべきではないのか。法を守れない奴に立法府の議員など務まるわけがない。

会社の上役や組合の理事長のような身近な人を見て思うが、「なぜその領収証は経費で落ちないのか?」「なぜ〇〇の管理費がそんなに高いのか?」といった細々した質問に対し、一つ一つ丁寧に相手が納得する返答をしなければ理不尽な人間だとみられる。人をまとめる立場にいる人間は、正論を返せる人でなきゃ周りがついて来ない。リーダーシップと聞くと、何でも人々を引っ張る体育会系のノリに近い能力に見えるけど、筋の通った正論を返せる人ならば、強引に引っ張らなくても多くの人々は納得し自然とついてくる。本来そういう人間が政治家になるべきだと思うが、世間には己の欲求を通す為の屁理屈が達者な曲者も多く、自分の信念を通すにも様々な誘惑や恫喝が多くてなかなか思い通りに行かないのだろう。本当に優れた人間が活躍できる国になって欲しいと思う。

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