手から手へ展は23日に無事終了しました。期間中は8854人の方にお越しいただきました。ありがとうございます。今回のような本格的な絵画展は、当館にとって初の試みでした。開催にご協力いただきました皆さまに、厚くお礼申しあげます。
年明け1月11日(土)からは、「2013報道写真展」が始まります。こちらもぜひ、お楽しみに。
開催中の企画展「手から手へ展-絵本作家から子どもたちへ 3.11後のメッセージ-」の関連イベントとして11月23日、シンガーソングライターの中川ひろたかさん(写真)による絵本コンサートを行いました。
中川さんは「世界中のこどもたちが」「おーい かばくん」など、子どもたちにおなじみの曲を熱唱。親子連れなど94人の方にお越しいただき、歌って、遊んでの楽しいイベントになりました。
中川さんは2011年に「みんなともだちプロジェクト」を立ち上げ、東日本大震災の復興支援を続けていらっしゃいます。3.11後を生きる子どもたちへのメッセージを展示している「手から手へ展」に合わせ、コンサートでは、中川さんの被災地への思いなども語られました。
11月15日、木坂涼さん(詩人)、アーサー・ビナードさん(詩人・随筆家・翻訳家)、井上能行さん(東京新聞福島特別支局福島駐在編集委員)による講演会「古くならないニュース」を開催しました。木坂さんとビナードさんは、「手から手へ展」に出品された「どこへ」などの詩を、それぞれ日本語と英語で朗読。福島の支局から毎週読者に「ふくしま便り」を届けている井上さんとともに、私たちや子どもたちの未来などについて、ユーモアを交え、語り合っていただきました。
「詩には風刺の痛快さが求められる。読者は、風刺によって視野を広げることができる」「文学とは『古くならないニュース』である。本質を見通した本物の文学は常に新しく、10年後に読んでも新しい発見がある」「出来事をさまざまな角度からじっくり見て、本質を見抜く力を学び、養うことが大切だ」などのお話があり、参加者からは「言葉の力を考えさせられた」との感想も寄せられました。
今後の「手から手へ展」関連イベントとして、11月23日(土)午後2時から、中川ひろたかさん(絵本ライター・シンガーソングライター)の絵本コンサートを開催します。また、12月1日(日)と15日(日)の3回、午後2時からギャラリー・ツアーを行います。ぜひ、ご参加ください。
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横浜スタジアムから海に向かって延びる日本大通りのいちょう並木は、ぎんなんの香りが漂う季節を迎えています。
さて、秋の新聞週間にあわせて、ニュースパークでは12日から、秋の新聞週間イベントが始まります。いずれも予約は必要ありませんので、どうぞお出かけください。
また、2013年度新聞協会賞受賞記者講演会を、19日に開催することになりました。こちらは事前予約が必要になります。この講演会は、毎年ご好評をいただいていますので、どうぞお早めにお申し込みください。
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