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2013.1.8 源開発大間原発申入れ行動報告

2013年01月10日 | 申し入れ行動

【投稿・M】

(まるで東電のような自社ビル。後ろは読売新聞本社などが立ち並ぶ銀座の一等地にそびえ立つ)

 

 16時に電源開発本社に到着。横断幕をかかげ社前で申入れ行動開始。

 事前の交渉により、社内に入り直接申入書を渡すのは、8.6-8.9実行委、な全、中部労組交流センター3団体の代表3名とされていたが、ほかに、新橋アクション、全学連の2団体が申入書を持ってきていたため、5名にできないかと交渉したが、結局、最初の約束通り3名しか、直接の申入れができないとのことに。約15分遅れで社内に入り、1階の応接室に通された。

 3団体の申入書をそれぞれの代表が読み上げ、続いて追加の2団体のものも読み上げた。その後、15分ほど質疑をやりとりした。大意は以下。

質問)電源開発が原発を新設するのははじめてだが、なぜいま原子力なのか?大丈夫なのか?

回答)当社は民営化されて会社になっているが、かつては国の一部門だった。日本に原発が導入されてそのたちあげから調査、研究などさまざまな形で協力してきた。原発を国策として進めてきた経緯もある。敦賀の「ふげん」を運営、そのほか各電力会社に出向して原発の保守点検を行っているので、原子力発電技術の技術は蓄積され、問題はない。

 

質問)世界一危険な原発といわれているフルMOX発電が運転されようとしている。原子力安全委員会の前会長、班目氏も絶対に安全な原発はないといっている。安全性に対してどう考えているのか?

回答)福島原発の事故は深刻に受け止めている。これから新しい規制庁がどんな基準をつくるかはまだわからないが、国の安全基準を満たせば、安全と考えている。国の安全基準をクリアし徹底したい。それ以上のことは哲学のようなことになってしまう。

 

質問)活断層の存在が指摘されているが?

回答)活断層はないと考えている。


質問)函館で工事差し止めの訴訟は起きているが、判決によっては工事を断念するのか?

回答)裁判がどうなるのかわからないし、いまの段階では答えられない。

といったやりとりがありました。

 人間なのだからエラーがつきもの、事故があればとりかえしのつかないことになる原発に対し、それ以上のことは「哲学」として切り捨ててそこで思考停止してしまう。恐ろしいことだ。

申入書提出後、退出。集まった人に中の様子を報告。最後に「大間原発工事再開反対、再稼働反対、日本の核武装を阻止するぞ」などとシュプレヒコールをたたきつけて終了しました。

 

 


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