産経新聞 8月10日(土)7時55分配信
東京電力は9日、福島第1原発1号機タービン建屋海側で7日に新設した観測用井戸の地下水(8日採取分)から、1リットル当たり2万3千ベクレルのトリチウムを検出したと発表した。これまでは2号機タービン建屋より南側で高濃度の放射性物質が確認されているが、北側に汚染が拡大している可能性が浮上した。
トリチウムの法定基準は1リットル当たり6万ベクレル。7月以降、2号機タービン建屋南の3、4号機タービン建屋海側で地下水の放射性物質濃度の上昇が確認されていたが、北方向で検出されるのは初めてとなる。
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