ちょっと見にくいですが、
下の中央、嘉納治五郎先生の肖像の両脇に、
礼儀 勇気 誠実 名誉 謙虚 尊敬 克己 友情
と、フランス柔道連盟の徳目が掲げられています。
出雲くんは、一年間、
柔道の修行!を通じこれらの徳目を体現せんとした故をもって、
この修了証をいただいたわけです。
(日付が誕生日になってるのが素晴らしい!)
国際大会などでは柔道のスポーツ化、
キモノ・レスリングと言われるようになって久しいし、
地方のクラブで日本人柔道家を見かけることもありません。
しかし、実際の海外のこうした少年指導の現場では、
まだまだ柔道は何よりも「日本伝来」の武道として実践されており、
その徳や精神も尊ばれていることがわかります。
僕も、何も柔道が強いわけでもないのに、
日本人というだけで先生も一目置いてくれているようで、
悪い気はしないんですよね。