太田市長とれたて日記

清水まさよしが太田の元気をお届けします

「ビニール袋全廃」ができないかな、「生ごみの焼却炉投入ゼロ」とかも。

2007年11月30日 | Weblog

東毛広域圏の議員さんと木更津に行ってきた。次期の焼却炉はどうあるべきかのヒントがあるということで興味があった。
炉は直接溶融炉で、かかる費用は1トンあたり2万8千円とのことだ。第三セクターで運営しているが、第三セクターの構成割合、資本比率は企業が主で周辺3市はほんのわずか。市は小さな出資でしかない。いうなれば、民間が経営している処理施設を公共が利用させてもらっているということ。
ごみは何でも投入OKである。1,300度以上の高温で溶かしてメタルとスラグにする。ダイオキシンの心配はない。
それら出てきたメタルは売り、スラグは建設資材として使う。リサイクルとして理想的だ。太田市もいずれ、この手法でごみ処理をすることになるだろう。
処理のやり方はこれで良し。でも、やはりごみの量がコストを引き上げるわけだ。搬入1トン2万8千円である。

 

そこでの話しだ。
本気で「ビニール袋全廃」に取りかかる時期かと思う。単に私の推測だが、一日に5万枚は使われているとする。
以前、ずいぶん古い話になるが「マイバッグ」を配布したことがある。国の施策で補助金を活用した。今でも使ってくれている人もいるが、買い物には使い勝手が悪いという感想をもらった。
じゃあ、どうすれば使ってくれる「マイバッグ」になるか。本当に「マイバッグ」を使ってもらえるか。そんな調査を開始することにした。

 

スーパーに買い物に行く。買い物かごに商品を入れてレジで精算する。そのとき、受けかごに入れてもらう。そのかごを持ってレジ袋の用意してある台に運びレジ袋に自分で入れて持ち帰る。これはスーパーの買い物体験での工程である。
職員との雑談のなかで「受けかごのところにマイバッグを登場させればレジ袋の台を通過して帰れる」という話になった。
スーパーに再三出かけてみるが、マイバッグ使用者はまだまだ。利用してさえくれれば税金で支給してもいいと思うのだが・・。
調査結果を待ちたい。

 

「生ごみの分別」でうまくいっているまちがあるという。
電力に変えたり、肥料にしたり。
太田ではバイオマスタウン構想を実現するために動き出している。いち早く実施に移した大分県日田市に勉強に行ってきたい。
生ごみ用の小型のごみ袋を家庭で使ってもらい、それを資源にしていければこんなにいいことはない。「どうやって実現するか」を研究しているので、日田市への視察は期待している。後日、報告する。


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