太田市長とれたて日記

清水まさよしが太田の元気をお届けします

政治も経済も英語で学ぶ

2010年06月25日 | Weblog

こんな記事が新聞にあった。
大学出ても英語が使えない。「こりゃ、まずいよ」こんなのずっと前からのテーマだ。
でも、いつまでたっても変らない。世界の中で日本だけが置いてきぼりになっている。
ある機関が調査をした。まあまあの国57ヶ国中で日本の英語力は55位だった。胸を張れる位置ではない。しょんぼり、うつむいている感じかな。後ろには2ヶ国しかいない。北朝鮮とどこかな?
中国は42位、韓国は34位とのこと。

 

ずっと前に会津大学に行ったことがある。コンピューター専門大学だ。
学生の机の上にあるペーパーには英語しか書いてない。日本語ゼロにびっくりした。ITの世界に日本語は通用しない。学校全体が英語だ。先生も各国からきていたし、ロシアからも先生たちが来ていた。
はじめて見た光景にカルチャーショックを受けた。7,8年前のことだ。

 

ロータリークラブの国際大会、東南アジア、マレーシアとかいっていたかな。わが仲間も「おれは日本人だ~」意気揚々と出席した。アメリカやイギリスなんかにはどういうわけか劣等感があるが、シンガポールやタイなどには優越感である。俺たちの方がレベルが上と信じている。
宴会になった。ガヤガヤワイワイ出席したロータリアンが国境を越えて会話を楽しんでいる。こそこそひと隅にかたまって小さな輪をつくって外に出て行かないのが日本人。英語ができないから仕方がない。
「ことばのコンプレックスですよ。韓国人でもマレーシア人でもみんなわいわい国境を越えて話している。うらやましいですね」
最近の話だ。

 

企業も英語で会議。市内の外資系企業は英語で会議をする。
なのに、英語は普及しない。高校出ても大学出ても英語でディベートなんかできない。
菅総理が出る国際会議は英語でディベートかもしれないが、アメリカ留学と経歴にあった鳩山前総理には通訳がいた。記憶にある英語が達者な総理は宮沢総理くらいではなかったか。

 

テレビを見ていると、必ず通訳が後ろにいる。日本の政治家が通訳を置くものだから、アメリカも通訳を置く。日本人くらいじゃないか。
2人に2人の通訳がいるから、制約のある時間で「4分の1」の中身でしかない。
政治家も国際会議に出るような人は英語でディベートできたほうがいい。そんな時代ではないか。総理にはTOEFL、550点以上にしたらいかが?
「通訳は雇用対策だ」
雇用不安のある日本のこと、こんな屁理屈をいう総理もいるかも。そりゃ、そこで失格だ。

 

経済なんか絶対英語は必要。
大学では英語で授業することが盛んになっている。経済は確実に世界で動くようになった。「ジャパン アズ NO.1」のころは英語がそれほど注目されなかった。
いまでは企業が必要としている人材、それは英語力のようだ。英語で政治や経済の授業する大学は190にもなったと記事にあった。

 

今月の末、秋田にある「国際教養大学」に行ってみようと思っている。
「そんな大学あるの?」なんて言ったらしかられた。最も注目を浴びている大学のひとつだという。海外展開する大手企業から引っぱりだこらしい。
東大とか京都大学とか、ある意味でそれ以上の人気だという。

 

GKA(ぐんま国際アカデミー)をつくったとき、あの時のK知事にいじめられた。「小学生から英語なんていらない」。国からきたお金さえも全額切られた。「学校がつぶされる!」と思った。
これ以上書くと選挙違反になるかもしれないので止めておくが、「参った、参った」であった。

 

「秋田でイマージョンの学校をつくりたい。来て欲しい」という話がある。
行ってみたいと思う。

 


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