読書の秋です。
僕は最近、以前買った高田明典“ポストモダン再入門”
内田樹“ためらいの倫理学”など、人文科学系の本を
読み返しています。
正直に言うと、全然分からない部分も多いのですが、
頭をビシバシ刺激されるのが心地よいのですよね。
“分からない”ってことが分かる、というのは大事な
一歩です。もっと大事なのは、“分からない”ことを
分かろう、分かりたい、と思い続けることなんですが、
これがまた難しいですなぁ。
あぁさて、先週の終わりの金曜に、渋谷ナッツの
イベントに出てまいりました。まずはそのご報告を…。
この日は、豪華な共演者に加え、アーティストも
沢山観に来ていたので、ちょっとした社交場の様相を
呈しておりました。ライムスターの士郎さんやら、
キックのリトル君やら、ネスミス君やら…まぁ盛り
沢山で。ホントは皆さんとゆっくり話したかったん
ですがね。
今回は演奏に関して発見がありました。
メンバー二人が揃って「今日はやりやすかった」
と言うので、ナゼかと考えてみると、どうやら三人の
立ち位置が良かったようなんです。
トリオで演奏する時、僕らは大抵サッカーで言う
フラット3(もしくは3トップ)か、1-2に並びます。
その狙いは、お互いが見える位置にいることで、
演奏の精度を高めよう、ってな辺りです。
ところがこの日は、ステージの広さの関係で、僕が
1トップ、つまり他の二人とアイコンタクト取り辛い
位置に入ったんですね。で、結果として、僕が他の
二人の様子を伺わずに突き進み、二人はそれに
ついてくる、という演奏になったんです。どうやら
それが良かったようで。
「たかが立ち位置ごときで演奏が変わるとは、バンド
は深いなぁ」などと、はじめは感心していたのですが、
よくよく考えてみれば“お前は人と合わすのがヘタクソだ”
と言われたようなもんで、ちょいと複雑であります。
話は変わります。
昨日は、横浜に行ってまいりました。
ダンス☆マンのライブを観に行ったのです。
恥ずかしながら僕は初☆ダンスマンだったのですが、
これがまたホントにめったくそ良くて、感動してしまい
ました。“ゴールデンかレトリーバー”ってなふざけた
タイトルの曲で思わず涙腺緩むんです。まったく。
ゴスペラーズ(正確にはヨンペラーズ)やSOS、
zoocoさんが華を添えつつ、笑いとダンスとほろりが
たっぷり大盛りトゥーマッチな2時間。立ち見だったのに、
全然疲れを感じませんでした。お客さんもまぁ老若男女
勢ぞろいで、大エンジョイしてらして。
僕も、彼のようにとはいかなくても、エンターテイナー
としてもっと頑張らねばなぁ。
ライブ終了後、楽屋にお邪魔し、皆さんにご挨拶した
後、せっかく横浜に来たのでモーションブルーへ。
RADという女性鍵盤弾き語りシンガーを観ました。
予備情報持たずに臨んだのですが、プエルトリカン
風の彼女はベイエリアの方のようで、あの辺らしい
音楽のごった煮感が素敵でした。ラテンとファンクと
ジャズがいい感じでブレンドしていて、ゴキゲンで
あります。それにしてもピアノ、上手かったな。
僕もラテン系のプレイに挑戦してみようかな、と
思いました。
RADが終わって、普通ならそろそろ帰るか、となる
んですが、昨日はまだ終わりませんでした。ダンス☆マン
の打ち上げにお誘い頂いて、ホイホイとお邪魔することに。
会場に到着すると、ピストン西沢さん以外の出演者は
全員いらして、早くも盛り上がっておりました。
(ピストンさん、打ち上げ来るって言ってたのに~…)
ダンス☆マン氏は、ステージではあんななのに、静かに
飲んでらして意外です。
一番年下だったこともあってか、ナゼか僕はいじられ役に。
チャッカ☆マンさんやTAKEさんに徹底的にイジメラレた
長い夜でした…。TAKEさんなんて、「お前はしゃべんの
ヘタなんだから歌ってろ」だって…父さんにもぶたれたこと
ないのに。
それはともかく、TAKEさんや村上さんが80年代ソウル
に異常に詳しいことにのけぞりました。もっと掘らないとな。
そんなこんなで、僕は現在大二日酔い大会開催中です。
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酷く個人的な意見ですが
立ち見のクラブはやはり
いいですね
椎名純平はやはり
クラブが似合います
オリジナルやってくれと
ブログに書き込んでる僕ですが
今回はお腹いっぱいな内容でした
??
ミステリアス
このまま
ワッツゴーインオン
永すぎた夏
って感じですかね??
1曲目は何度か聞いた事ある曲
なんですが曲名が、、
音源化はされてないですよね??
あと純平さんが言う用に
ポディションのせいか
凄く良い演奏だった気がします
グイグイ引っ張って行くというか純平さんが好きに演奏し
それを二人が
うまくサポートしてた気がします短いながら濃密な時間でした
ちなみにメンバーって以前と
変わりましたかね??
自分自身の問題なんですが
はじめてのハコで
下調べしたら他の出演者が
ヒップホップでどんな感じか
まったくワカラズ
全然リラックス出来ず
酒もあまり廻らず
多少冷静にライヴ鑑賞して
しまったのが少し残念でした
PS、自分の後ろに居た3人組の女の子のひとりが
偉く『永すぎた夏』が
お気に召された様子で
最後の曲良くなかった?と
私あの曲好きと残りの二人に
凄い勢いで話しかけてました(笑
偉く『永すぎた夏』がお気に召された様子の
自分の後ろに居た3人組の女の子のひとり
間違いなく私です...
うるさくってスミマセン。お恥ずかしい。
でも完全にやられてしまったのです。
「永すぎた夏」に。
ライブって素晴らしいですね。
心が掴まっちゃって身動きとれない。
ずっとここにいたい。
あんな感覚、久しぶりでした。
友人がNutsで毎月イベントをやっているので、声をかけてもらい、たまたま足を運んだのです。
あの日は金曜日。
朝から会議/電話/メールに追われぐったりで、仕事の後Nutsに行く前に生まれて初めて「マンガ喫茶」にひとりで行きました。
朝まで体力を温存できるよう、しばし休むために。
ウワサには聞いていましたが、百聞は一見にしかず。
究極に狭いスペースに
TVと一人用のリクライニングソファ。
ヘッドフォン。蛍光灯のランプ。
現代人の娯楽に最低限必要なものをギュギュっと凝縮したカプセルがずらっとならんでる感じ。
とりあえず飲み物を用意し、
ヘッドフォンをしてTVをつけてみましたが...
「ち..近すぎ。」狭いのでTVが近すぎる。
大体、普段TVを観ないので目が回ります。
それじゃ、と電気をつけて雑誌を観てみましたが
蛍光灯の寒々しい光になんだか悲しくなります。
結局電気もつけず何も観ず、ぼんやりしていました。
「マンガ喫茶」で何も読まずTVもDVDも観ず電気もつけないって...意味ないじゃんと思いつつ。
そんな良い経験(?)をした後、
Nutsに足を運んだわけです。
ちょっと無理をしてでも、行って良かった。
「ひとり漫喫」と「永すぎた夏」
なんだか忘れられない夜です。
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