来る11月14日(日)開催予定の新潟市芸能まつり(詩吟部門)の練習をしました。
その中に歌謡吟詠「山陽旅情」もあります。
曲中に頼山陽の漢詩が入っています。
頼 山陽作「述懐(じゅつかい)」
十有(じゅうゆう)三春秋(さんしゅんじゅう)
逝(ゆ)く者(もの)は 已(すで)に 水の如(ごと)し
天地(てんち)始終(しじゅう)無く
人生(じんせい)生死(せいし)有(あ)り
安(いず)くんぞ 古人(こじん)に類(るい)して
千載青史(せんざいせいし)に列(れっ)するを得(え)ん
頼 山陽 13歳の正月に作った詩
通釈
13歳となり、これまでを振り返ると月日は川の流れのように過ぎ去り二度と帰ってこない。
人生は、はかないもので生まれたものは、必ず死ななければならない。
生きているうちに昔の優れた人に負けない仕事をして千年あとまでも歴史に名を残したい。