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ユーロ円観測(8時間足)110130

2011年01月30日 22時22分36秒 | FXテクニカル観測
ユーロ円の8時間足である
このブログには月足・週足・日足を主に使うので、珍しいかもしれない

先週のユーロ円は、114円を付けた後、111.72円付近まで叩き落されている
これに先立ち日足からは減衰のサインが出ていたので、実は私は112.58円から売り目線だったが、実際にはサポートを切る事ができず最後に一伸びした後の反落となった
分析不足だとこのような事がよく起こる、反省が必要である

8時間足のチャートでは、視覚的に面白い現象が起こっているようだ
EMA80と160、40と320のそれぞれクロスしたポイントで週を終えた
下値打診がピタリこのEMAで跳ね返されているのには本当に感心してしまう
111.50円付近を下回った場合には、次のメドは明確であろう

さて、のっけのチャートが8時間という事で、ここからはいつもと趣向を変え、たまには短い足の実践的トレードを振り返ってみたい
チャートは2時間足である

下を向いた大きなウエッジは、テクニカル的には上へ抜け出す事が期待されるが、3回のレジスタンス打診の後、一旦ウエッジを下向けしたように見せかけて(ポイント6)おいて、実は上に抜けるという、最近の変形定石(?)を踏んだようだ、幸いにも私にとっては想定通りのストーリとなった
チャートからのみの判断では、ポイント6では売ってしまいかねなかっただろうが、そこはさすがに学習回路が働いた
むしろポイント6は絶好の買い場だった(と調子に乗ると早晩痛い目に遭うのも真実、今回はたまたま上手く行ったと謙虚にならなくてはなるまい、しかし底値付近で買えた時、天井付近で売れた時には、言葉で表現できない快感を感じてしまう、この感情は敵だ)

ウエッジ上抜けによるチャート上の買い参入ポイントと、インジケータからの買い確認ポイントにギャップがある点に注目して欲しい(分かりにくいと思うが、インジケータは実はウエッジ中から上抜けを訴えていたのだが、このポイントでそれを最終確認した、というような意味合いである)
トレードには、このように複数のエビデンスが必須だと思う
私の場合はシンプルに4つだ、4条件が揃わない限り、参入する事はない
その内容や組合わせは、各トレーダが独自に設定すればよく、どんなものであろうともそれが勝率51%を約束するなら、貴方はもう無限の財布を手に入れた事になる
ただし、手数料分も考慮に入れるのをお忘れなく

チャートはユーロ円1時間足である

上で述べたエビデンスの類を一切省略して結果だけを書き込んでいるため、これを見た人はなぜこのような判断になるのかサッパリ分からないだろう
というか、それが分かれば私のデュプリケーションがいることになる

1つ言えば、この一連のトレードはとても難易度の低い、安全なトレードだった
上昇分の少なくとも2回のブレイクアウトを見てみても、リテストさえ発生していない
また、一目均衡表でいうN計算値は、見事に114円付近までの上昇幅を予想させている(にもかかわらず、実際には私は112.58円から売り目線だった事は先に告白した)
今回私も再確認したのだが、短い時間足とブレイクアウトとCCIは、とても相性が良いようだ
以前はこの組み合わせで、短期トレードばかりやっていたのを思い出した