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㌦円観測110101

2011年01月01日 23時30分39秒 | FXテクニカル観測
㌦円週足である
先のエントリ記事ユーロ㌦と同じように、1993年初頭からの長めのデータなので、おおよそ18年の軌跡となる
基本的な動きを確認しておくと、1998年10月に付けた147.63円を最後に、高値を切り下げ続けており、2008年10月以降は巨大なウェッジを下抜けして下値も切り下げているので、視覚的にも定義上も、完全なダウントレンドとなっている

史上最高値79.8円に対し、2010年最終週の終値は81.1円、ここからの余裕は1円ほどである
下値を切り下げ続ける下落期間を観察してみると、2007年6月以来3年6ヶ月を超え、過去10年間では最長となっている
因みに過去10年、下値を付けてからの反発局面ではそれぞれ34円、23円の上昇をもたらした事が分かる、単純な算数からは、今回反発が起きるとしたら、12円程度になってくれると楽しい、92円を目標と置いてみよう

週足からはいつ反発が起きてもおかしくなく、それは市場最高値79.8円の上での反発が期待されている、とは以前のエントリの通りだが、その見方は今も変わらない
しかしながら、2010年12月半ばに85円を付けられずに反落した動きは、比較的簡単に読めたのだが、年明けに79.8円を更新するかどうかについては、実は判別が難しい
週足の解像度では難しいのだ
ただ言える事は、反発の準備は整っており、それはいつ始まってもおかしくない


㌦円日足である

ソーサートップを描いた後落ちて行った過程は分かりやすかったのだが、恐らく反発は近いだろう
80円台に入る事はあるかもしれないが、そこは買いで攻めてみたいところだ
具体的に言うと、2010年の終値81.1円を下回った時に、コンバージェンスが発生しているのを確認して打診買いをするのがアクティブなトレーダ、徹底ポイントは市場最高値という事になる、これなら傷は浅くて済むので、トレードの内容としては悪くない、積極的にリスクを取るポイントと言えるだろう

より安全性を重視するトレーダなら、84円半ばを超えるのを確認してから参入すると良いだろう
当然リターンは少なくなるが、利益の量は取ったリスクとの反比例になるのは世の常、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」の喩えの通り、誠に納得のいくものである
アドレナリンホルモンの分泌量は少なくなるのだろうが、貴方がもし職業トレーダであれば、より安全性の高いトレードをすべきである