こちらのブログで房毛なしオマキザルについて話題にあがっていることを知人に教えていただいたので、とりあえず2009年4月25日に日本モンキーセンターに行ってきました。
房毛なしオマキザルの前に房毛ありオマキザル(フサオマキザル)の写真を。
相変わらずフサオマキザルはかわいいとしかいいようがない。毛がちょっと変なのは雨天のせいです。
房毛なしオマキザルのシロガオオマキザル(white-fronted capuchin, Cebus albifrons)。この写真のように何度か怒られたのですが、どうやらすべて同じ個体だったようです。
このように黒い帽子の先が伸びている個体もいました。全体的な体色は、白と赤みのかかった褐色です。
排水管に頭を突っこんでいる子。もっと頭をズボッと差しこんでもいました。何がしたいのか。
シロガオオマキザルのケージのなかにいたのですが、顔が白くありません。ナキガオオマキザル(wedge-capped capuchin, Cebus olivaceus)のようにも見えました。飼育の方に訊ねたら、以前にはナキガオオマキザルとされていて、途中からシロガオオマキザルに直されたとのこと。シロガオオマキザルとの雑種である可能性はどうなのだろうか。この個体は、PINのナキガオオマキザルの写真に似ています。この毛のバッサバッサした感じもナキガオオマキザルの特徴です。種小名olivaceusはオリーヴ色という意味で、全体的な体色はほかの房毛なしオマキザルと比べても暗い褐色です。
翌26日も立ち寄ったのですが、クルミ(カリフォルニア産)をもらっていました。写真は、いっしょうけんめい割っているところ。その上の写真の私がナキガオオマキザルかもしれないと思ったのと同じ個体です。なお、クモザルも隣のケージにいたのですが、クルミをもらえませんでした。ちょっと悲しい。クモザルの手は、親指が退化して指が4本しかないという特徴があります。
最初にあげたブログや中日新聞の記事「珍種『ナキガオオマキザル』仲間入り 大内山動物園」(この記事も同じ知人に教えていただいたものです)にあるナキガオオマキザルをみると、上であげたナキガオオマキザルの写真とちがっているように見えますが、形態的にも種内変異が大きい種であるようです。現在は別種であるカアポルオマキザル(Ka'apor capuchin, Cebus kaapori)も、以前はナキガオオマキザルの亜種とされた種です。
2009-05-03追記
次回の記事ではナキガオオマキザルを見にいきました。
房毛なしオマキザルの前に房毛ありオマキザル(フサオマキザル)の写真を。
相変わらずフサオマキザルはかわいいとしかいいようがない。毛がちょっと変なのは雨天のせいです。
房毛なしオマキザルのシロガオオマキザル(white-fronted capuchin, Cebus albifrons)。この写真のように何度か怒られたのですが、どうやらすべて同じ個体だったようです。
このように黒い帽子の先が伸びている個体もいました。全体的な体色は、白と赤みのかかった褐色です。
排水管に頭を突っこんでいる子。もっと頭をズボッと差しこんでもいました。何がしたいのか。
シロガオオマキザルのケージのなかにいたのですが、顔が白くありません。ナキガオオマキザル(wedge-capped capuchin, Cebus olivaceus)のようにも見えました。飼育の方に訊ねたら、以前にはナキガオオマキザルとされていて、途中からシロガオオマキザルに直されたとのこと。シロガオオマキザルとの雑種である可能性はどうなのだろうか。この個体は、PINのナキガオオマキザルの写真に似ています。この毛のバッサバッサした感じもナキガオオマキザルの特徴です。種小名olivaceusはオリーヴ色という意味で、全体的な体色はほかの房毛なしオマキザルと比べても暗い褐色です。
翌26日も立ち寄ったのですが、クルミ(カリフォルニア産)をもらっていました。写真は、いっしょうけんめい割っているところ。その上の写真の私がナキガオオマキザルかもしれないと思ったのと同じ個体です。なお、クモザルも隣のケージにいたのですが、クルミをもらえませんでした。ちょっと悲しい。クモザルの手は、親指が退化して指が4本しかないという特徴があります。
最初にあげたブログや中日新聞の記事「珍種『ナキガオオマキザル』仲間入り 大内山動物園」(この記事も同じ知人に教えていただいたものです)にあるナキガオオマキザルをみると、上であげたナキガオオマキザルの写真とちがっているように見えますが、形態的にも種内変異が大きい種であるようです。現在は別種であるカアポルオマキザル(Ka'apor capuchin, Cebus kaapori)も、以前はナキガオオマキザルの亜種とされた種です。
2009-05-03追記
次回の記事ではナキガオオマキザルを見にいきました。