アルハンブラ宮殿(Palacio de la Alhambra)はイスラム王朝が1238年グラナダ王国を建国、
イスラム芸術の壮麗な宮殿でアラビア語で「赤い城」と言う意味なそうです。
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1492年グラナダ王国がカトリック王(イサベルとフェルナンド)によって陥落するまで華麗な装飾美の宮殿、イスラム文明のモニュメントとして世界遺産になっています。
入場は大勢の観光客が訪れるので予約制で私達は予約をしていたので比較的順調に中に入って見ることができましたが、
とにかくイスラム風情が漂う歴史の流れの空間にいるような感じでした。
「ナルス宮殿」「アルカサバ」「へネラリフェ庭園」「カルロス5世宮殿」の4つで構成されてます。
「ライオンの間」のライオンは3月は修復中で見ることができませんでしたが、
多数の柱のアーチ模様が繊細でイスラムの世界へと引き込まれそうで目を引きます。
ライオンが見れなかったので絵葉書を買いましたが、世界遺産に指定される前は
予約制でなかったので誰でも自由にライオンに触れることが出来たそうですが、今は見るだけです。ライオンは12頭いて水時計の役割の噴水なそうです。
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「ライオン、ライオンと楽しみに行ったら、あ~、ライオンがいな~い!?」状態でした。
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「アラヤネスのパティオ」は細長い池とその回りの緑の生垣がバランスよく、またイスラム建築の特徴を生かした池と建物は池の水面に美しくゆれるような建物が映り綺麗でした。
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「ニ姉妹の間」は天井のハチの巣のような鍾乳模様が凄い装飾で「どうして作ったんだろうね?」とか言いながら天井を眺めていましたが窓から光が屈折して入りキラキラして綺麗でした。
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「リンダラハのパティオ」は中央の噴水の周りに植木が綺麗に配置された憩いの空間
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「カルロス5世宮殿」はキリスト教王が建てたルネッサンス様式の宮殿で中は円形のドームになっているのでアルハンブラのアラビア風建築とは明らかに雰囲気が違います。
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グラナダ滞在2日目アルハンブラ宮殿を見ましたが、何しろこの壮麗で豪華な宮殿が陥落した逸話はなんとも言えず悲しい話でした。こうしてイスラムの国グラナダ王国はスペインの歴史から姿を消すわけですが、世界遺産としてその城塞都市グラナダは歴史のページに名を連ねるわけですが、長い深い歴史があるなんて行って見るまでは分かりませんでした。
スペインでも異彩を放つ独特な都市だと思います。
この日はのんびり宮殿をブラブラ見て歩いて、夕食を食べた後テレビで「スパインvsイタリア」を放送してたのでイタリアを応援して見てたんですが、なんとスペインがビジャのゴールで勝った日でしたよ。