fiore.t 旅のように

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ユヴェントス(デルピエロ)を応援しているシロウトサッカー感想。カルチョ&イタリア代表。

夜行寝台列車でバルセロナからグラナダへ

2008-05-08 14:55:00 | スペイン
旅は夜行寝台列車でバルセロナからグラナダへ行きましたが、4人皆、初めての寝台電車に乗って大はしゃぎ「イエ~ィ!」とか若い子達ははしゃいでいたけど、それでも昼にバルセロナの街をあちこち巡り歩いてクタクタに疲れきってていたので窓の外の景色は真っ暗で何も見えないので朝までぐっすり眠れました。(3月25日21:30サンツ駅発)

これが私達が乗った電車ですが、乗車する時の入り口を聞いたら右と言う駅員さんと左と言う駅員さんがいてどっちから入ればいいのか分からずウロウロしましたが結局どちらから入っても良かったんだと後で気がついてとにかく乗車して部屋を探しました。これが結構面倒で、入り口のドアに番号がかいてないのでわかりにくい。番号は部屋の中のベッドの横に書いてあるんですが、これって部屋が分からなければなかなか分かりにくいですが、とにかく部屋を見つけてホッとする。

電車の通路は狭いですが行き交う人がいると挨拶して愉快でした。

朝になって明るくなった窓の外から見える景色は一面のオリーブ畑、さすが大陸だな~って思いながら外を見てるとオリーブ畑の遥か地平線の彼方から朝日が昇る景色が見えてきてなんかひたすら感激していました。言葉に語れない美しい朝日の昇る光景にしばし見とれていたんだっけ。

やはりスペインは広い大陸なんだな~って窓の外をぼんやり見ながら思いましたが、駅から次の駅までほとんど都市らしい建物はなく、オリーブ畑の中に白い家がぽつんと一軒建ってあったり、グラナダへ近づくに連れて遠くにネバダ山脈が見え隠れしたり、巨大な赤い山は日本の緑の木が茂ったそれではなくて、ゴツゴツした不毛の岩山だったり、でも所々緑の木が生い茂っている感じは大陸を思わせる風景でなんとも見ていて楽しくて、「自然って凄いな~」と思いながら飽きることなく窓の外の景色をみながら電車に揺られてグラナダへ到着しました。

やっと長~い電車の旅もグラナダに着きましたが、想像以上に小さな駅でしかも線路の上をガラガラと荷物を引いて渡るという楽しい気分を味わい「これってなんか旅って感じでイイね~♪」と笑いながら線路の上を歩くんですが、面白ろかったです。

やっと10時間程の長距離大陸横断の私達が降りるべきグラナダへ到着です!
ちょっと、プラットホームの看板が斜めになってるんですが?これでいいのね?
現地で知人が迎えに来ることになっていたのですが「本当に迎えに来てくれるかな~?」とか「迎えに来なかったらどうしようか?とりあえずホテルでも探そうかっ?」とか多少の不安を抱えつつ駅から外へ出たら「あ~、来てくれてた~♪」
と嬉しさのあまり皆で駆けよりました。無事会うことが出来たので、私の心配事は解決でも荷物が多かったので2回に分けて車で荷物を運んでもらい、待ってる間、駅前の通リをブラブラ散歩してみんな大はしゃぎ~♪
とりあえず朝食を食べてなかったのでケーキ屋さんに入りケーキとパンを買ったけど日本の三分の1ぐらいの値段で買えたので驚きました。しかも美味しい!

グラナダの駅前通リの朝はバスや車が行きかっていてとても活気がありました。