先月末に受けた冠動脈のアイソトープ検査の結果は良好であった。とりあえずホッとする。これで、夏の蒸し暑い時などに時々現れる動悸なども心筋梗塞の再発なのではと不安がる必要はなくなった。
健康を意識するうえで血管の状態は一番気になるところだ。動脈硬化が進行しないためにどうしたらよいのかいつも考えるようになってしまう。
いったん硬くなった血管はもとには戻らないようだ。血管を石灰化させないためにどうするか、石灰化してしまってもその進行をどうしたら止めることができるのか。日頃の生活習慣が大事といわれる。毎日のことなので考えると神経質になってしまうかもしれない。
好きな所へ行って、好きな写真を撮って、雄大な風景を見て過ごす毎日であったなら硬化のスピードはかなり減速するかもしれない。しかし、人生とはそんなに甘いものではない。いくつになっても問題は発生するものである。自分の体はいくつかの試練を超えてきたので、それなりの恐怖心に対して耐性ができていると思う。
しかし、その試練を迎えた人に対して大丈夫だからといって、どれだけ説得力があるのだろうか。不安な時はだれから何と言われようが不安なものなのだ。
お袋の動脈硬化が進んで入院をしなくてはいけなくなった。どの程度のものか医師の話を聞くため実家に戻ることになった。このような時、遠方の故郷は不便なものだ。
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