最近、仕事の中でiPadを見かける機会が増えて来た。会議の資料も従来では紙で出席者分を作成し、会議のはじまりと同時に配り、出席者は一斉に資料を読みだすか説明を聞きだす。よって、会議は資料の説明会のようなものであった。それでもペーパーレスを実践する会社では紙の資料は出来るだけ抑え、プロジェクターなどを駆使し大きな画面でわかりやすく説明することに主眼を置いた会議のスタイルを取り入れていた。しかし、どちらにしても会議のはじまりで初めて資料を開示するスタイルには変わりはないものであった。
セミナーや説明会ではそれでもよいだろう。しかし、会議というものは取り上げられた課題などのテーマに対して、どうするのか方向性や結論を出すことが本来の目的であると思う。会議のはじまりとともに資料を読んでいるようでは、会議の中で現状把握だけで時間が終わってしまう。
iPadが登場してから、その会議のスタイルが徐々に変わってきているようだ。出席者にはメールでその会議の資料が送られてくる。出席者は事前に目を通しておいて、会議自体の目的を理解しておく必要があり、それに対する自分の意見も用意しておく必要がある。会議が始まるとすぐに対応策の話し合いとなるわけだ。
iPadではメールの添付ファイルにはカラーをふんだんに使ったグラフとか、写真、動画なども盛り込むことが出来る。画面の大きさもちょうどよい。ノートパソコンよりも軽く立ち上がりも早い。正にデジタルノートだ。
このようなスタイルは大手企業にとどまらず、普通の中小企業でもかなりのスピードで広まりつつあるようだ。
自分もiPadを使って仕事や趣味の分野で何が出来るのか毎日試行錯誤を行っている。今、あったらよいなと思っていることはプロジェクターや大型テレビにワイヤレスで画面を映し出す方法、さらに画面をプリンターにワイヤレスで印刷する方法だ。
近々、仕事と趣味の分野であるプレゼンが待っている。ノートPCを使えば問題なくできるのだが、今回はiPadを使ってやってみたいと考えている。その時までに何とかしたいと考え、今は情報収集中である。
写真の閲覧もクラウドなどを利用してiPadでいつでもどこでも出来たらよいと考える
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