先週末の雪の被害が長引いている。山梨県は道路が使えず陸の孤島のような状態になっているという。普段は自然豊かな山間部の旅館やホテルは完全に孤立してライフラインも止まり人命まで脅かされる状態になったと聞く。
道路もひどい状態だ。あまりにも急激に降り積もった雪のおかげで動けなくなってしまうのだ。
実家のある山陰でも何年か前にこのようなことがあった。
地震などの災害に備えるグッズや訓練はあるが、こうした急な雪害の対策と言うのはあまり聞いたことがない。
これからは山間部で雪で道路が寸断したり、電線が切れて停電したりした時に、人の命を守るための対策は必須となるだろう。食料はもちろん、暖房や発電のための燃料、外の世界とつながるための通信手段など準備するものは多くあるだろう。
車で雪に閉じ込められたらどうしたらよいだろうか。エンジンをかけっぱなしでいると一酸化炭素中毒となり命を落とす恐れが高い。かといってエンジンを切ると寒い。羽毛のシュラフなどを持っていれば良いだろうが、寝て居る間に車が雪に埋もれたらどうなるのだろうか。外に出ることができなくなるのではないだろうか。
現在の対策は車を降りて近くの建物に避難するということが一番の対応策かもしれない。
南の海上を低気圧が進みだすのは春が近づいた証らしい。しかし、このような大雪をもたらすリスクも伴っているようだ。
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