涼しくなったからかもしれないが、ようやく夏の写真の整理を行った。今年の帰省では、2回も帰ったのだが、用事が多く、じっくりとカメラを構える機会が非常に少なかった。
パソコンも買い換えたこともあって、Photoshop Lightroom のインストールは行っていたものの、立ち上げてはいなかった。 EOSのSDカードをパソコンに取り込んだがわずか120枚ほどであった。今日は今年の夏の総括として、今の気持ちを一番表す写真を選んでみた。
雨や曇りの多かった山陰に滞在していた数日の中で、唯一青空の見えた日の夕方に写した日野橋の光景である。夕暮れの光は後ろからきている。光は弱く、暖色系の要素を含んで夕暮れであることはわかりやすい。雲は山にかかる低い雲から天高く空に広がるうろこ雲も存在する季節を超越したかのような、撮るものを引き付ける光景であった。
日常を暮してはいない故郷であはあるが、生まれ育った光景とか空気には全く違和感を感じることはない。逆に何時間でも眺めていることができる。
この日野橋が保存されて、後世に残るように、自分も近い内にここに戻ってくるのだが、この光景が人生の最後のステージを生きるための原点のように感じてしまう。
人生でいえば夕暮れ前の午後4時ごろになるのだろうか。この色合いがなぜか目を引き付ける。
久しぶりに写真をじっくりと眺めることができた。夏の疲れが取れてきたのだろうか。
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