毎回帰省すると日野川の土手に行き大山を眺める。夏に帰省した時は雲に覆われてその雄姿を見ることはなかった。
秋のこの日は空気も澄み渡り大山の山全体をくっきりと見ることができた。
毎回眺めるたびに思うことだが、山は変わらない。来年の今頃はここでどのように暮らしているのだろうか。
何度も何度もこの姿を見て暮らすことになる。子供のころから見ていた大山のイメージは変わらない。
戻ってくるのかと大山に語り掛けられているようだ。そして、いずれこの地で逝くのだろうか。生まれて眠る人間の摂理だ。
いつも眺める風景もこれからは当たり前となる。日常に、これからの人生に溶け込んでいく風景となるだろう。
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