一昨日の30日、思い立って川越に出かけてみた。川越といえば埼玉県の南西部にあり、江戸時代、江戸の北の守りの拠点であったようだ。
明治26年に大火に見まわれ町の3分の1が消失したようだ。その教訓から耐火性を重視した土蔵造りの店舗が建設され、蔵造りの景観が生まれたとのこと。
東京に住んでいて川越という名前は時々聞くが、川越街道という国道254の途中にある町という認識しかなかった。正確には東京から川越までが川越街道で、国道254の終点は長野県の松本になるようだ。
そんな川越であるが、ある雑誌で小江戸と呼ばれる観光地があると知った。蔵造りの建物が集まっていて、あたかも昔の江戸情緒を満喫できると記載されていた。交通手段を調べてみると新宿から西武新宿線の特急で40分ほどとある。意外に近い。特急は小江戸号という全席指定の車両で快適に座って行けるということがわかった。そして、実際に向かった。
事前にネットで特急券を予約して高田馬場駅に行ったのだが、駅について見ると30分ほど早い小江戸号があることがわかった。早速予約変更を試みる。結果、座席は余裕で変更が可能であった。要は混んでいないのだ。
小江戸号の旅は正直言って短すぎた。2時間くらいあっても良い気はした。それくらい近いのだ。
本川越の駅を出て蔵造りのゾーンへ向かった。途中に蓮馨寺(れんけいじ)というお寺があったので寄ってみた。
蓮馨寺は小江戸川越七福神の一つで福禄寿を祀ってある。そこにはおびんづる様という像があり、おびんづる様の頭を触ってから自分の病んでいるところ撫でると、癒してくれるという言い伝えがあるようだ。早速、頭をなで、胸を撫でておいた。
11時前に本川越に着き、帰りは3時半頃の小江戸号を予定していたので時間はたっぷりとある。蓮馨寺でお参りを済ませた後、蔵造りの町へ向かった。
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